ーーファッション目線ではどうですか?村上 スノーサーフというジャンルの確立はウェアのテイストに影響を与えましたよね。ゲレンデ環境で滑る場合と自然地形のなかで滑る場合では、求める機能が異なるのでウェアに違いが生まれます。
それにスノーボードをライフスタイルと捉える人が増え、「パーマネントユニオン」や「ザ・ノース・フェイス」など、街でも着られるウェアをリリースするブランドが多くなりました。ウール素材なのに撥水性が高いウェアだったり、素材の進化も注目すべきポイントと言えます。
小林 ゲレンデユースなら、たとえ北海道で使うにしても、どのブランドのウェアもスペックは申し分ないと思います。
野上 だからウェアはブランドイメージやシルエット、デザインなど好みで選んでいいと思います。
村上 僕は今冬用のボードにサロモンの「シックスティック」を選んだのですが、素材がバンブーなんです。エコにもつながって今の時代にフィットしているし、そういう視点もありかなと。
野上さんのベストセレクト[スノーボード]バートンの「ホームタウンヒーロー」クセがなく柔らかさを感じつつも乗り味がしっかりしたオールマウンテンボード。ゲレンデのどんなコンディションでも楽しめる。8万7000円/バートン 050-3196-5300
[ブーツ]バートンの「フォトン ステップオン」BOAフィットシステムを採用したステップオン用のブーツ。この利便性は一度味わうと手放せなくなる。5万2000円/バートン 050-3196-5300
[ビンディング]バートンの「ステップオンX」つま先とかかとにある3つのコネクションポイントでブーツをしっかりロック。少し硬めの足回りでレスポンスがクイックに。5万7000円/バートン 050-3196-5300
「カムバック層向けのセレクトです。ボードはバートン本社があるアメリカ・バーモント州の山で楽しめることをコンセプトに掲げ開発された幅広いユーザーに対応するモデル。ステップオンはとにかくブーツとビンディングの着脱が楽です。特に初心者や子供などに教えながら滑る際にはその便利さが気に入るはずです」。
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