2020年、誰もが家で過ごす時間が多かったはずだが、その分、制作に熱中したアーティストも多かったようだ。
ステラ マッカートニーもアクティビストらしいクリエイティビティを活性化させ、世界各国のアーティストとの限定コラボTシャツを世に送り出した。
今回のコラボTのネタ元になっているのが、ステラ マッカートニーが先日発表した「マッカートニー A to Z」。
ブランドが描く未来のビジョンをAからZの26ワードで表現した“マニフェスト”である。今回は、7アーティストがそれぞれアルファベットを作品化したものをTシャツに落とし込んだ。
日本からも世界的に活躍する「セクシーロボット」で有名な空山 基のアート作品もTシャツになって登場。ちなみに彼の担当した”S”はサステイナビリティのSである。
ほかの参加アーティストは、アメリカの現代アートを代表するラッシード ジョンソンや、今年日本でも大規模な個展を開いたオラファー エリアソンなど多彩な顔ぶれだ。
Tシャツは各30枚の世界限定生産で、それぞれ1〜30のシリアルナンバーが振られたプレミアもの。その売り上げによる収益は、各アーティストがそれぞれの拠点や地域、環境を支援するための団体へ寄付する仕組みとなっている。
Tシャツは製造工程における環境への負担の軽減もふまえオーガニックコットンを使用。パッケージにも再生可能な素材を採用するなど、ブランドの価値観をしっかり体現している。
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エフォートレスの“E”のアートワークはシンディ シャーマンより。6万6000円/ステラ マッカートニー 03-4579-6139
オーガニックの“O”を表現したのは、オラファー エリアソン。6万6000円/ステラ マッカートニー 03-4579-6139
キスを意味する“X” のTシャツ。エド ルシェによるもの。6万6000円/ステラ マッカートニー 03-4579-6139
アカウンタブル(説明責任)の“A” を担当したのはラッシード ジョンソン。6万6000円/ステラ マッカートニー 03-4579-6139
さらに日本においては、ステラ マッカートニーとアディダスの人気コラボ「ステラ #スタンスミス」が300足限定で展開される。前作から進化した今作は、A to Zの各ワードをあしらった大胆なシューレースが最大のポイントだ。
素材は今回もレザーを使用しないヴィーガン仕様。写真の通り、タンには右にスタン スミス、左にステラ マッカートニーのポートレートとサインが描かれている。クラシックなモノトーンがよりユーモアを引き立てているようだ。
Tシャツは12月11日(金)より青山本店にて限定発売。スニーカーは同日、全国のステラ マッカートニー ストアにて発売開始される。
ファッションを通じた社会変革への取り組みを加速させるステラ マッカートニー、まずはアイテムを身に着けてそのDNAを我が物にしたいものである。
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