[ハンドメイド化粧水]
体に直接つけるものは、信頼できる原料を使ってなるべく自分で作る。ウェルネスの真髄にも関係する“ハンドメイド”のアイテムは、もはや珍しいものではない。
ビーチサイドに住むデイビッドは、オレンジやグレープフルーツの皮を2〜3週間水に浸して作った化粧水をストックしている。
「皮脂の部分からオイルが出るから、グリセリンなどの保湿成分を入れなくてもしっとりする。柑橘系の果物で皮が薄くないものなら代用できる」と。
常に強い紫外線を受けながらも美肌をキープするフシギ、発見!
[ハンドメイド泥パック]
海好きなら共感してもらえるだろうが、潮風は気持ちがいい反面、やっかいなところもある。しかもカリフォルニアは日本より湿度が低く日差しが強い。だから顔も体も乾燥しやすいのだ。そんな理由で、顔だけでなく手や脚などにパックをするのがウェル男の流儀のようだ。
そこで注目を集めているのが、クレイを使った保湿用パックだ。クレイは吸着率が高いため肌に密着し、毛穴の汚れや古い角質などを根こそぎ除去してくれる。
そのうえで、豊富なミネラルのおかげで血流が良くなり、肌にハリや潤いを与えてくれる効果もあるそうだ。
デイビッドは火山灰を使ってホワイトクレイを手作りしている。
「ホワイトクレイの中でも粒子の細かい、インディアンクレイがお気に入り。洗浄力もマイルドで、乾燥肌や敏感肌にぴったり」とご満悦だ。なお、「ホワイトクレイのミネラルにはメラニン色素を沈静化させる作用があり、特に日焼け後におすすめ」とのアドバイスも。
また、クレイと水を混ぜて、スプーン1杯食べることで、腸内洗浄の効果もあるという。食べるクレイはカリフォルニアで注目され始めているとか。
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