スケートボード発祥の地であるアメリカはやはり世界でも第一の強豪国。しかし近年では、アメリカのプロリーグで活躍している日本人選手も多い。東京オリンピックで注目すべき日本人選手を紹介していこう。 堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと) 堀米雄斗は「ストリート」のカテゴリにおいて、世界で活躍している21歳のスケーター。 2018年にはスケートボードのコンペティション世界最高峰の舞台、「STREET LEAGUE SKATEBOARDING」(SLS)で2連覇を達成、世界のトップスケーターの仲間入りを果たしている。「ストリート」種目におけるオリンピックの金メダル最有力候補だ。 白井空良(しらい・そら) 白井空良は2001年生まれの19歳、ストリートで活躍するスケーターだ。2019年「DEW TOUR Long Beach」2位、「X GAMES Minneapolis」では3位入賞。 そして同年11月の「WORLD SKATE OI STU OPEN」では悲願の優勝を果たしている。今最も乗りに乗っているスケーターでオリンピック出場にも期待がかかる。 西村碧莉(にしむら・あおり) 西村碧莉は19歳のガールスケーター。2017年の「X GAMES Minneapolis」ストリートで日本人初優勝を果たし、注目を集める。 同じ年に左膝前十字靱帯を断裂し手術を受けるも見事カムバックし、2019年には「SLS WORLD CHAMPIONSHIP」ストリートで見事金メダルを獲得、世界一に輝く。「ストリート種目」でオリンピック金メダルを狙う。 岡本碧優(おかもと・みすぐ) 岡本碧優は2006年生まれの今年14歳。2019年「DEW TOUR Long Beach」パークで優勝を果たし、「International Sakateboarding Open」「2019 SKATEBOARDING WORLD CHAMPIONSHIP SAO PAULO」でも優勝を果たしている。 彼女のエアトリックは女子選手の中でもダントツの高さを誇り、空中で1回転半をする大技「540」を成功させている。オリンピックにおける「パーク種目」の期待の新星だ。