OCEANS

SHARE

ヘッド形状による炎の違いがバーナーの性格を決める

バーナー
このような炎の立ち上がり方が「直噴型」。小さな出力でも効率良く熱を伝えられることがメリット。
バーナーヘッドの形状の違いは、炎の形状の違いにも繋がる。
炎の形状は大別して2つ。炎が細く真っ直ぐ立ち上がる「直噴型」と広い炎が出る「拡散型」に分けられる。より細分化もできるが、まあこの2種類を頭に入れておけば、大抵のバーナーの違いは把握できるだろう。
バーナー
炎が広がる「拡散型」やヘッド自体が大きいモデルのほうが、調理時の使い勝手がいい。
「直噴型」は炎の幅が狭いことが特徴で、クッカーの中心部に無駄なく熱を伝えられるため、熱効率に優れる。反面、1点に熱が集中するので薄いクッカーを使うと火の当たる場所だけ焦げ付きやすいのがデメリット。効率良くお湯やスープを沸かしたい時に向く形状と言える。
対して、「拡散型」は鍋底の広い面に熱が当たるため、満遍なくクッカーに熱が伝わる。しっかりした調理に使いたいならば、このタイプが向いている。


3/5

次の記事を読み込んでいます。