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2020.11.26

ファッション

バッグが運ぶ幸福論。この冬使いたい「コーチ」のバッグ3選

古くは乗客と荷物を大切に運び、遠方へと届ける役目を果たした馬車。その名に由来するコーチがこの冬届けるバッグは今、改めて特別な意味を持つ。
最新作でも変わらぬ想いを引き継ぎ、僕らの日常に気付きをもたらす。
 

バッグが運ぶ幸福論

最新コレクション「ヒッチ バックパック」/コーチ
[男性]バッグ9万2000円、ニット4万5000円、パンツ2万7000円、手に持ったジャケット14万5000円/すべてコーチ 0120-556-750[女性]バッグ7万9000円、ケープ12万5000円、ニット4万5000円/すべてコーチ 0120-556-750
幸福とは。その定義すら揺らぎそうな激動のなか、気ままな旅はおろか、ちょっとした外出もままならなくなってしまった。荷作りをして、足を運び、大切な誰かに会う。その行為や時間はこれまで以上にスペシャルで、きっと誰もが荷物以上の“何か”を運んでいる。
だからこそ今、産業革命以前の15世紀の時代から人々の想いを優しくつないだ馬車に由来する、コーチのバッグを選びたい。
最新のコレクションにつらなる「ヒッチ バックパック」にも、ブランドの真髄が宿る。柔らかく傷が目立ちにくいペブル レザーと、表面にコーティングを施した丈夫なキャンバスを採用し、エレガンスとタフネスを巧みに両立した。
背面にPC収納部が仕切られたメインの荷室に加え、サイドにはスマートフォン用のポケットを備えて現代のニーズにもしっかり対応する。前面にあしらわれる印象的なロゴパターンは、ブランドのアイコンのひとつ「ホース アンド キャリッジ」。整然と並んだ馬と荷台が、時を経ても変わらない荷物の尊さ、そして“運ぶ”という行為の尊さを物語るのだ。
ちなみに、“指導”を意味する「コーチ」という言葉も馬車がルーツになっているという。特別なバッグを携えて、特別な場所へと向かう。そんなライフスタイルが、僕たちを新しい幸福へと手引きしてくれるのかもしれない。
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