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2020.11.14

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スニーカーショップ「SNS」のカフェには期待を裏切られた(いい意味で)

スウェーデン発のスニーカーショップ「SNS(エスエヌエス)」。ナイキやアディダスといったビッグネームとのコラボレーションが話題を呼ぶ、スニーカーフリーク御用達のセレクトショップだ。
昨年12月に日本上陸を果たしたことは以前お伝えしたとおり。今回はなんと、“世界初”となるSNSのカフェがお目見えした。
オープンに先駆けて見学したところ、とてもいい感じのカフェだったので、その魅力をお伝えする!
場所は、代官山駅から5分ほど歩いた場所に位置する。カフェと並ぶ隣りの建物に、SNSのスニーカーショップが入居する。
「スニーカーのセレクトショップが手掛けるカフェってそもそもどんなだ?」。これがオープン情報を知ったときの率直な感想。そして、実際に行ってみると、SNSのカフェにはいい意味で期待を裏切られた。
展開するスニーカー同様にストリート色が強めかと思いきや、ウッドとパステルカラーを基調としたクリーンな店内。席は広々としていて、ゴチャゴチャした感じがまったくない。
外にはテラス席もあり、太陽の光がさんさんと射し込んで実に気持ちがいいのだ。
店内は、Wi-Fiとコンセントを完備。ちょっとした仕事の作業スペースとしても使える。
SNSはスニーカーショップ以外にも、これまでにベルリンのイベントスペース&ナイトクラブや、ニューヨークのバー「SNS BAR NYC」をディレクションしてきた。
世界初となるカフェのコンセプトは“気軽に立ち寄れる場所”。若者世代に限らず近所に住む人やペット同伴の人まで、誰でも利用しやすいアットホーム感を大事にしている。
プライマルにダフトパンク! 自由に聴けるCDのラインナップもナイス。
数々の見所があるなかで、まず注目してもらいたいのが「リスニングステーション」だ。世界中のSNSクルーがセレクトしたCDがプレーヤーとともにディスプレーされており、自由にで聴くことができる。
CDのラインナップは随時変更予定で、常に新しい出会いや懐かしい再会が待っている予感。CD全盛期を過ごしてきたオーシャンズ世代は、レコ屋での試聴を思い出すかもしれない。
カラーや形まですべて、オリジナルで製作したチェア。
デザイン大国・北欧のスウェーデンが母体というだけあって、インテリアへのこだわりもハンパじゃない。例えば、こちらのチェアには、スウェーデン軍「M90」のカスタムレザーシートをパッチワークであしらっている。
しかも、幾多の名作家具を生み出してきたアルテック社に別注しているのだ。
全体のインテリアは本国のデザインチームが監修しており、細部まで“北欧の洗練”を体感できる。
洗面所は空間の柔らかさを出すために、全体的に丸みを帯びたシェイプにしている。
黄色に染められたここは洗面所。立地が東急東横線の跡地という歴史を踏まえ、スウェーデンの地下鉄のトイレをそのまま再現している。
しかもBGMは地下鉄のメロディという徹底っぷりだ。


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