朝晩は冷え込み、いよいよキャンプの醍醐味である焚き火シーズンの到来だ。キャンプ場はほとんどの施設で“直火”が禁止されているため、焚き火台を用意する必要がある。
だが、「大は小を兼ねる」といって安易にサイズの大きい焚き火台を選ぶのはちょっと待っていただきたい。
大きな焚き火台は確かに豪快な炎が楽しめるし、大人数でも暖を取れる。半面、重くてかさばるうえに、洗うのも大変だ。そこでおすすめしたいのがソロ用に作られたコンパクトな焚き火台。
昨今のソロキャンプブームもあって、その選択肢は豊富だ。バックパックに収まるサイズ感をウリにしたものから、300gを切る超軽量モデル、アイアン素材を使った武骨でタフなやつと、さまざまなニーズに応えてくれる。
しかもこれらの焚き火台は、ソロ用と謳いつつも、2〜3人のキャンプでも十分に暖を取ることが可能。メインの焚き火台としても活躍する実力を兼ね備えているだけに、おひとりさまでなくとも見逃さない手はない。
人の心を癒やす効果があるといわれている焚き火の炎。秋の夜長はソロ用焚き火台で賢く、心をリフレッシュしてはいかがだろうか。
2/3