ラルフ・ローレン個人のワードローブとブランド初期の広告からインスパイアされたグレンチェック柄のスーツに、身頃が白×黒のストライプのクレリックシャツ。
キリッと引き締まったタイドアップスタイルに足元はソックス代わりの真っ白な足袋を合わせて。
パープル レーベルのシグネチャーアイテムであるコットンベルベットのスーツは、光の当たり具合で表情が変わる大人の色気を持っている。グリーンベースのブラックウォッチ柄と楽屋裏のお江戸グリーンの意外性があるマッチングも小粋。
ラルフ ローレンのタイムレスなビジョンと今年25周年を迎えたパープル レーベルの真のクラフツマンシップを反映したテーラードスタイル。上質で温もりがあるブラウンスエードのスーチングは、ノータイでも品格や粋をしっかり与えてくれる。
瀧川鯉斗●落語芸術協会所属。10代の頃に暴走族総長という異色の経歴を持つ落語家。新宿の飲食店でアルバイトをした際に現在の師匠である瀧川鯉昇の落語独演会を観て弟子入りを志願。2019年5月、令和初の真打ちに昇進。
instagram@koitotakigawa田邊 剛=写真 喜多尾祥之=スタイリング&ディレクション AMANO=ヘアメイク 大西陽子=編集・文 浅草演芸ホール=撮影協力