③日本の雄もグラベルロードをリリース!
「日本のメーカーは、やはり日本人の体型にあった自転車を作るので、海外のメーカーと比べると乗りやすいかもしれませんね。値段も手頃ですし」。
大澤さんが最後に挙げたのは、
クロスバイク編でも登場した「ネスト」。その入門機として知られているのが、この「ガベル」だ。
昨年リリースした同社初のグラベルロードバイクは徹底的に安定性を追求。結果、荷物を積んだまま未舗装道路を走ってもふらつきが少ない一台が誕生した。
そのヒミツは、振動吸収機構を採用した自社開発フレームにある。タイヤもエアボリューム(空気が入っている量)を多めに設計し、振動吸収性と快適性を確保した。
このスペックならキャンプツーリングも余裕綽々。その楽しさは
YouTubeでもチェックできる。
「お笑いトリオ、安田大サーカスの団長さんが今、ネストの動画に出演されています。実際、ネストのグラベルロードバイクで200kmを走行したり、そのままキャンプしたりする動画がアップされていますので、グラベルロードがある生活というのはどういったものか、試しにご覧になってはいかがでしょうか」。
取材に協力してくれたのは……
「Y’s Road(ワイズロード) 新宿クロスバイク館」 住所:東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル B2F電話番号:03-5312-1485www.ysroad.net ファッションシーンでは山と街の垣根がなくなってきたが、自転車シーンにおいてもその流れは感じられる。街中で普段遣いしつつ、オフは山でも……なんて人には、グラベルロードバイクはいいセレクトかも。存分に吟味あれ。
「自転車ライフ 2.0」とは……環境や体型の変化だったり、身近な先輩の姿に憧れたり。ハマった理由は皆異れど、自転車にかける想いは誰もが強く、深い。自分好みへと仕様を変えた相棒と日々暮らす、同世代の自転車ライフをパパラッチ。
上に戻る 菊地 亮=取材・文