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30km走のときに仕込む隠れアイテムとは?

ランニング
「ギア関係は自分に合うものを選んでいます。イヤフォンはボーズの『サウンドスポーツ フリー ワイヤレス ヘッドフォン』で、ひと世代前のモデルのようですが、耳にしっかりフィットしてズリ落ちることはありません。
アップルの『エアポッズ』だと、耳の穴が大きいからなのかすぐ落ちちゃうんですよ。ボーズは長時間装用でも耳の穴が痛くならず、30km走っても平気です。防水性もよく、雨が降っても問題ありません」。
ちなみにレース前は雨が降っていようがトレーニングをするのだそう。前述のザ・ノース・フェイスのウェアは、雨が降ったときによりくっきり機能性を感じられるとのこと。
「一方で、ピーカンのときはサングラスが欠かせません。自分は目の色素が薄いのか、まぶしさに弱くって。これはグダーのサングラスです。
軽くて、遮光性も高く、ランニング用として凄く良い。カジュアルなデザインで普通に格好いいですし」。
ランニング
もうひとつ、長距離走やレースのときのスペシャルアイテムがある。それはワセリンだ。
「薬局で売っている一般的な白色ワセリンを、足の指の間や脇、胸などに塗り込みます。肌を保護して、スレによる痛みを予防してくれるんですよね。これをやっておくと全然痛くなりません」。
目標達成を目指して、ギアやトレーニングをあれやこれやと試行錯誤するのがまた楽しい。打ち込める趣味を持つことは、いつもの毎日を確実に豊かにする。その点、トライ&エラーと成果がストレートかつフェアに出てくるランニングはうってつけではないだろうか。
おまけに体力もアップするし。ゆるく走っても、マジになっても楽しいのだから、ランニングは奥が深いのだ。
ランニング
RUNNER’S FILE 20
氏名:池 大輔 
年齢:38歳(1981年生まれ)
仕事:スーツ専門店 商品企画
走る頻度:レース前は週5、オフ期間は週3
記録:フルマラソン 3時間14分(2020年、勝田全国マラソン)
「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
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礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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