数々のセレブの足元を飾り、かつて“スターの靴職人”と呼ばれたイタリアの老舗ブランド、サルヴァトーレ フェラガモ。なかでも「トラメッザ」はメンズシューズの最高峰ラインに位置する。
職人による確かな伝統技術で一流の男の足元を飾ってきたが、そこへデジタルイノベーションが加わり、トラメッザのカスタムメイドが楽しめるサービスが始まった。
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このカスタムオーダーのプログラム「トラメッザMTO（メイド トゥ オーダー）」は、以前行なっていたカスタムサービスに、選べる型やバリエーションの幅を広げて復活したもの。
モデルはダービーやモカシン、ダブルモンクストラップなど、クラシックな5種類から選択でき、レザー素材のセレクト、フェラガモレッドやマリンブルーを含む9色のカラバリと、オプションの幅は大きく拡がった。
カスタマイズはソールの色変更、マイクロスタッズを使ったソールへのイニシャルやロゴ入れ、アイレットやバックルの仕上げ変更など、細部に渡ってこだわりを突き詰められる。
しかし、アレとアレを組み合わせて……と想像しても、実際の仕上がりはややイメージと異なるかもしれない。それが実物を見られないカスタムオーダーの弱点だった（楽しみでもあるんだけど）。
しかしこのサービスは最新のテクノロジーを取り入れ、オンライン上で仕上がりがリアルな姿で確認できるのが特徴だ。
コンフィギュレーターは、型、パーツごとの素材や色を好みで選択して画像を結合すると、上記のように3Dで再現されたシューズの完成形が確認できるようになる。
実際の製造は革の鞣しからアッパーの成型や最後の仕上げまで、160に及ぶ段階に分かれ、オールハンドメイドだ。そんなクラフツマンシップとデジタルイノベーションを両立させるのが、クリエイティブディレクター、ポール・アンドリュー率いる現在のフェラガモなのである。
トラメッザMTOを利用できるのは世界でもたった24店舗のみ。日本では銀座本店と大阪梅田店が対象となっている。
一生モノとなる自分だけの革靴を新調するなら、シミュレーションは自宅で念入りに、いざ腹が決まったら店舗に出向いて、スタッフに相談しながらオーダーをしよう。
［問い合わせ］
フェラガモ・ジャパン
0120-202-170
www.ferragamo.com/shop/jpn/ja/sf/tramezza
