いつでも等身大で気に入ったものに袖を通す。それを長年繰り返してきた大人は、いつの間にか好きな服が、自然と似合うようになるものだ。
それを体現した7人のスタイルから、大人カジュアルの着こなしのヒントを探してみた。
WHITE MOUNTAINEERING ホワイトマウンテニアリング
2006年の設立以来、「服を着るフィールドは、すべてアウトドア」というテーマのもと、ジャンルにとらわれないコレクションを展開。デザイナーの相澤陽介氏は、これまでにモンクレールやバブアー、アディダスといったさまざまな著名ブランドのデザインを手掛け、世界を舞台に活躍し続けている。
アーティスト、プログラマー、DJ真鍋大度さん Age 44「例えばポケットの配置やフィット感が、自分にしっくりきて疲れない服」。ホワイトマウンテニアリングをそう形容する真鍋さん。プライベートも仕事も基本は黒。そしてDJとしての顔を持つからか、キャップは彼のスタイルのキーアイテム。
DIESEL ディーゼル
1978年イタリアで設立以来、デニム業界のパイオニアから、プレミアム・カジュアル・ウェアのブランドへと躍進。次々とユニークなアイデアを繰り出し、これまでにないライフスタイルを提案し続けるファッション界の先駆者だ。
ビジョンズ アンド パラドックス ショーディレクター酒井文章さん Age 32ボタンタイプのロングトレンチコートを細身のデニムに合わせた酒井さん。「仕事のときは全身黒なので、たまにライトな色を着ると気分が上がります」。長年ディーゼルのショー演出に携わってきた彼は、刈り上げた髪型がトレードマーク。
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