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2020.10.11

ライフ

ザ・ノース・フェイス鰐渕さんのキャンプは“アメカジ風ファーマースタイル”

「アウトドア好き業界人のOFF着事情」とは……
ザ・ノース・フェイスでプレスを務める鰐渕航さんは、仕事、プライベート問わずに山遊びを楽しむ生粋のアウトドアマンだ。
登山スタイルではブラックのワントーンコーデとそのこだわりを披露してくれたが、今回ご紹介いただくのはプライベートなキャンプ事情。オーシャンズ世代を魅了する、鰐渕さんの“アメカジ風ファーマースタイル”、とくとご覧あれ。
鰐渕 航●セレクトショップにて販売とプレス業務を経験後、現職へ。ザ・ノース・フェイスのプレスとしてメディア対応に追われる傍ら、社内の販促物の制作やイベントの運営にも携わる。アウトドアに目覚めたのは転職後。キャンプや登山など、仕事でもプライベートでも自然に身を投じ、心身ともにリラックスさせるのが日課。

“アメカジ風ファーマースタイル”の魅力

ワークウェアを身に纏う鰐渕さん。「むしろ汚れたほうが味が出ていい」。Tシャツ/グッドウェア、カバーオール/カーハート、キャップ/オーサムクライミングイクイップメント(すべて私物)。
秋口には友人たちとキャンプを楽しむのがお決まりだという鰐渕さん。特にお気に入りは西丹沢エリアにあるキャンプ場で、昨秋も存分に満喫したとか。その出で立ちは登山シーンから一転、牧歌的なスタイルである。
「アメリカの片田舎に住むファーマーやワーカーみたいなイメージですかね(笑)。昔からアメカジが好きで、特にワークウェアは普段のワードローブのレギュラーメンバーです」。

焚き火の材料を集めに山中を歩き回る、薪を作るために斧を振る、焚き火では燃え盛る火の調整をする……などなど、キャンプには気を付けなければならないシーンが多々ある。そんなとき、肉厚な生地で丈夫なワークウェアはことさら重宝するそうだ。
なかでも頻繁に活躍しているのがオーバーオールである。
「昔からよく手に取る大好きなアイテムです。耐久性にも優れていますし、収納力も抜群。かなり実用性が高いから、キャンプでは本当に役立つんですよ。着こなしは、レイヤードや色の組み合わせを楽しむことが多いですね」。
何より、「普段着を選ぶスタンスで気軽に手に取れるところがいい」と鰐渕さん。気の抜けないシーンが多々あるキャンプも、こんなタフな相棒がいれば、思う存分楽しめる。
 

外でも自宅にいるかのようなリラックス感


1万7800円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
「手前味噌で恐縮ですが(笑)、キャンプ用チェアはいろいろ使ってきましたが、最近はこれに落ち着きました」。
今年に入ってから特にキャンプギアに力を入れ始めたザ・ノース・フェイス。なかでもこのチェアは秀逸だとベテランキャンパーも信頼を寄せる。アルミフレームは軽量でオートキャンプにもってこい。そこに張られたナイロンファブリックは非常に堅牢。肘掛けが低めに設定されているので、ゆったり座れるのもまたいい。
「個人的にいちばん気に入っているのは、チェアの足が地面に刺さらないところ。地盤の緩いところや芝生だとすぐ沈んでしまって居心地が悪くなってしまうんですけど、これにはそれがありません」。
そのうえ、座面があぐらをかけるほど広めに設定してあるのもツボなのだとか。
 
ザ・ノース・フェイスだけでなく、さまざまなブランドやメーカーのアイテムを広く使いながら、自由にアウトドアを楽しむ鰐渕さん。そのフラットなスタイルは、信頼を寄せるに値する。大いに参考にしよう。
「アウトドア好き業界人のOFF着事情」とは……
頼もしさを得て、楽しさを犠牲にするーーそんなアウトドア服はもう勘弁。じゃあ、お洒落な業界人はどんな服でアクティビティを楽しんでいるのか。見た目も機能も諦めない、アウトドア好き業界人のOFF事情。
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菊地 亮=取材・文


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