「自転車ライフ 2.0」とは……洒落者集まるビームスにおいて指折りの自転車ツウとして知られる久保田雅也さんは、「服と同じように、自転車でもアメリカの空気をトコトン楽しみたい」。
そんな理想を掲げる彼の愛車を見せてもらうべく、久保田さんのもとを尋ねた。
今、気になるサンフランシスコの自転車カルチャー
「今から12~13年前、ちょっと体型が気になって、ダイエット目的で自転車ライフを始めました。そこからどっぷりハマってしまいましたね、思いのほか痩せることはできませんでしたけど(笑)」。
久保田さんの自転車ライフは、大好きなアメリカンカルチャーの影響を多分に受けている。
「アメリカの自転車シーンは地域によって違いがあるんですが、僕が常に注目しているのがサンフランシスコ。あちらでは、キメすぎず、デイリーで楽しめるカスタムが流行っていて、すごくいい感じ。そんなスタイルが気になってますね」。
確かに今乗っている自転車もキメすぎず、程よくヌケ感があっていい感じ。
「服のコーディネイトと同じような感覚で、自分好みのコンポーネントやパーツを組み合わせています。カスタムといっても、個人的にはパフォーマンスの向上はそこまで重要ではないんですよね」。
なるほど。では、もっと詳しく、その愛車を紹介してもらいましょうか。
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