表情筋トレーニング「割り箸カミカミ」
普段あまり使わない表情筋を特訓だ!顔全体に存在する筋肉の総称を表情筋というが、なかなか鍛えられることがないのが現実。年を重ねて感情の起伏が乏しくなるにつれて、いっそう顔を動かす機会は減っているように感じるのではないだろうか。
「ハツラツとした元気感を醸すのは、表情筋ですね。複雑なので、おおまかにこう呼びますが、実際は笑筋・大頬骨筋・小頬骨筋・口角挙筋を指します。これを鍛えて、たるみを回避していきます」と先生。
方法は、口角を上げて歯で割り箸を噛み、口角が割り箸の端につかないよう、上げたまま3分間キープする。「うわ、マジか。結構ヒんどくなってヒたな……」と弱気になるも、先生から「とあるミスコンのトレーニングメニューにもあって、彼女たちは60分やりますよ」と言われて、「俺は、自宅から仕事場までの往復2時間のクルマの運転中にやっちゃうもんね!」とマーシーも奮起。
このメニューも朝1回をマストに。多くやればやるほど効果的だそう。
涙袋のむくみを解消「眠輪筋ほぐし」
押しているだけなのに視界も広がったような!「飲んだ次の日、涙袋がむくんで腫れぼったくなるんです。なんかいい方法ないですか?」と、マーシーから突然のリクエスト。さらに、「本邦初公開でお願いします」と編集のむちゃ振り!
「いいですよ」と、涼しい顔で対応してくれる川島先生。まさに神!「眼輪筋の代謝を良くします。涙袋周辺に老廃物が溜まりやすいので、ここをマッサージしていきますね」。涙袋の下のあたり、骨と筋肉の境目を人差し指の腹で、プニプニと押し込んでいく。
「めちゃ効いている感じがします。個人の感想です」とおどけつつ、「クロスでやったほうがいいぞ」など、五十路ながらも小学生レベルのリアクション。こちらも同じく、3分を最低朝1回から1日3回程度やるといいでしょう。
赤木雄一(eight peace)=写真 来田拓也、石川加奈子=スタイリング 向後信行(JANEiRO)、MIKA=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)、髙村将司=文