昔取った杵柄によって、太腿や尻、胸や肩回りなどに筋肉が残った、いわゆるガッチリ体型の皆さまへ。自分の体が誇らしい半面、服選びに関して言えば、迷んだり、苦しんでいる人は少なくないのでは?
そんな体育会系男子に似合うファッションを、スタイリスト・安西こずえさんが解説してくれました!
変わり種シャツをスポーティにコーディネイト
元男子柔道五輪金メダリスト/柔道全日本男子監督
井上康生 さん Age 42
身長182cm/体重96kg/胸囲114cm/腿回り58cm/肩幅58cm/足28.5〜29cm
1978年、宮崎県生まれ。現役時代はシドニー五輪の男子100kg級で金メダルを獲得するなど、日本を代表する柔道家として活躍。現在は4人の子供を持ち、東京五輪を目指す柔道日本代表の監督を務める。なお、奥さまでタレントの東原亜希さんとスタイリスト安西さんは旧知の仲だ。
こず♥の分析「コーセイはモードな服に負けない」
「ランウェイを颯爽と歩いていそう。それがコーセイさんの第一印象です。がっちりしているけど、服の上からでもわかる均整の取れた肉体美が、その理由なのだと思います。そんな体格の彼だから、デザインに力のある服をきれいに着こなせると分析しました。
そこで選んだ注目のジャパンブランド、チノのシャツは、左身頃だけ2重になった変わり種。襟、袖、前立てを2つ備えるモード色が強い一枚ですが、凛々しいタックインがハマっていますよね。
ただキマりすぎても近寄りがたく見えてしまうため、ソックスとベルトでアクセントをつけ、女子的大好物のスポーティな薫りをプラスしたのがポイントです」(安西)。
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