使いやすさや乗り心地。もちろんそれもあるが、カスタムバイクのいちばんのお楽しみは“自分らしさ”の表現だ。
ベースやパーツを選び、組み替え、お気に入りを組み立てる。これはもはや、洋服のコーディネイトと同じ! この2人の例を見れば納得するはずだ。
こだわりの愛車&必須ギアをパパラッチ
ビームス ウィメンズカジュアル 統括ディレクター久保田雅也さん(40歳)「体型が気になり出して13〜14年くらい前から自転車に乗り始めたものの、今となっては当初の目的から完全に逸脱しています(笑)」。もともと好きだったアメリカンカルチャーのひとつとして自転車にものめり込んでいった久保田さんは、今やビームスきっての自転車ツウとして知られるように。
「完成車両では納得できず、カスタムバイクに乗り続けています。洋服のコーディネイトと同じ感覚で、コンポーネントやパーツ類には“自分らしさ”を求めますね。MTBっぽい骨太なフォルムがツボなんです」。
特に1年半前に組み上げたというオールシティの傑作「マッチョマンディスク」は、ほぼ毎日乗るお気に入りの一台だ。「自転車をただの移動手段としては考えておらず、いかに楽しい気分で乗れるかが重要。カスタムするときはパフォーマンス以上にそこを優先しています」。
自転車シーンの必須ギア雨も汗も気にせず使えるGショックは久保田さんの自転車通勤の必需品だ。こちらはDW-5600をベースにしたビームス別注モデル「クリア スケルトン」の第2弾。
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