☑️何で行く?のベストアンサーは世界共通で“ランクル”
移動手段として採用したのはトヨタ・ランドクルーザー。砂漠や泥道、砂利の凸凹など、タフな道をもモノともしない優れた走破性や耐久性はなんとも頼もしく、その信頼は国境も越える。
ぶれない足腰の強さは、同シリーズのアイデンティティを強く感じさせ、こいつに乗っているだけで、まさに“ランクルなら辿り着ける世界がある”ことを実感してしまう。
1950年代に誕生し、今なおファミリーを増やしながらアップデートを繰り返し、新型もリリース中。そんな最新も捨て難いのだが、時を経てより味わいを増した旧車もまたいい。
彼らが乗るのは、1987年式の60系。そして、ひと回り大きい1993年式の80系である。ルーフカーゴに荷物をたっぷり載せて、目的地に着いたらランクルを停めたところが冒険の拠点となる。
☑️一度は寝てみたいルーフトップテント。選んだのは元祖系
「オーバーランディング」という旅のスタイルがある。欧米やオーストラリアでは一般的で、四輪駆動の車にテントやキャンプ道具を積み、長期間(2〜3カ月、人によっては1年も)旅をするのだ。そんなオーバーランダーたちの多くは、車の上にテントを設置しそこで寝泊まりをする。
ふと見れば、トライアーノの面々が乗ってきた“ランクル”の上にもルーフトップテント。組み立てたのはその元祖ともいわれるメーカー「オーバーランド」のもので、’87年式のランドクルーザーの上に設えたのは、’70年代のヴィンテージ品である。
同社のアイテムは、何より投入された技術がすごい。オートマティックラダー・セキュリティシステムは、テントを車上に確実に固定。空間の安全を保障し、安心を届ける。屋外使用を想定して開発された生地は通気性と防水性に優れているため、より快適な空間を提供してくれる。
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