夫に内緒の散財、多かったのは美容代
今回の質問で、「夫に内緒でお金を使っている」と答えた人は20%でした。その20%中のさらに40%の人は「美容関係に使っている」と答えていました。
“内緒でお金を使う”という金銭感覚は本当に千差万別で、洋服に月に10万円使っている人もいれば、食費の中からお菓子を買って月に2000〜3000円という人も。美容代の次に多かったのは洋服ですが、ほかにはサプリメントや習い事・資格取得という声も何人かからあがっていました。
なぜ美容代は夫に内緒にする妻が多いのかを考えてみると、やはり男性からは理解が得られないジャンルだからではないでしょうか。美容代と言っても、その内容はかなり幅広く、高価な化粧品を買うという人もいれば、エステ、美容皮膚科、美容整形と書いた人もいました。
まずそれらが一体いくら位かかるものなのか、男性は金額の相場がわからないと思います。洋服代なら、まだ金額の想像が男性でもつきそうですが、エステ、美容皮膚科、美容整形などは、女性でも、自分が行こうと思って調べてみて、初めて知る人も多いものです。
参考までに、化粧品やエステ、美容皮膚科でかかる金額の相場をご紹介しておきます。
化粧品の場合、ドラッグストアで売っているものは1000円以下からありますが、いわゆるデパートコスメと言われる、百貨店やデパートのカウンターでカウンセリングしてもらって購入するようなものだと、化粧水1本で5000円以上はします。
高級な美容液などは、最近は1万円以上するようなものも多く、高いものだと5万円以上するようなものまであります。高ければいいというものでもありませんが、やはり年齢が上がると、シワやシミの予防に効果があったり、より高い保湿効果があるものなどを勧められ、そういう化粧品はやはり高価なんです。
エステの場合も、さまざまな種類の施術がありますが、1回の施術で1万5000円〜2万円、もしくはそれ以上かかることが多いと思います。
美容皮膚科になると、もっと高額になり、レーザーによるシミの除去や美白、肌のハリをアップするなどは1回で数万円。レーザーによる脱毛は最近広まってきて手頃な価格になってきましたが、美容皮膚科や美容クリニックで行うと、例えば腕全体を完全に脱毛されるまで何回か通ってトータルで10万円以上かかることも。さらには、シワを取る注射など1回で5万円以上かかるようなものもあったりして、お金をかけようと思えばいくらでもかけられる、という状況です。
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