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2020.09.06

ニュース

そうめんfeat.トリュフ。庶民派と高級食材が織りなす“大人味”をワインとともに

日本の夏の風物詩ともいえる“そうめん”が、今秋すごいことになるらしい。
 
そうめんといえばネギやミョウガなどの薬味を添えて、めんつゆにつけてツルツルと食べるのが定番。
だが、そんな庶民的なイメージを覆すそうめん専門店が日比谷に誕生する。
「トリュフ香る黒釜玉そうめん」2500円/そうめん そそそ ~その先へ~ 03-6205-7172
仕掛けたのは東京・恵比寿のそうめん専門店「そそそ」。メレンゲ状にした卵白と卵黄を乗せた「ふわふわ釜玉」や濃厚な明太子ソースを絡めて食べる「明太クリームそうめん」など、新しいそうめんを提案する進化系そうめんのパイオニアだ。
彼らがこのたびオープンする新業態は「そうめん そそそ ~その先へ~」という店名通り、そうめんの可能性をこれまで以上に追求。家庭では味わえない、定番とは一線を画したメニューが登場する。

まず主役となるそうめんには、日本三大そうめんのひとつ、小豆島手延そうめん「島の光」を採用。なかでも主に最上級品である黒帯を使うというこだわりようだ。約400年の歴史を誇る昔ながらの製法で作られたそうめんは、強いコシとなめらかな喉越しで一食の価値あり。
オマールトマトクリームそうめん」2800円/そうめん そそそ ~その先へ~ 03-6205-7172
これに合わせるのは、トリュフやフカヒレ、オマールエビなど、家庭ではほとんど食卓に上ることのない高級食材の数々。
目を丸くしてしまうような意外な組み合わせだが、厨房から届くのは高級レストランさながらの美しいひと皿。麦茶というより、いいワインと一緒に五感で味わいたくなるような代物である。

そんなわけで、この店舗では自然派ワインも豊富に揃えている。ワインを監修するのは、世界最速でミシュランで一つ星を獲得した伝説のレストラン「TIRPSE(ティルプス)」の元オーナーである大橋直誉氏。夜はそうめん以外に小豆島や香川の食材をふんだんに使った創作和食もラインナップするというから、料理に合わせたワイン選びも楽しめそうだ。
こちらがオープンするのは、有楽町の高架下に9月10日(木)開業予定の「日比谷OKUROJI」の一角。店内にはカウンター席もあるので、ふらりと1人で立ち寄っても良さそうだ。これまでの常識の“先”を行くフリースタイルな高級そうめん。その美味しさは、そうめん=夏の食べ物というイメージさえ覆してくれるに違いない。
 
[店舗詳細]
そうめん そそそ ~その先へ~
住所:東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI G17
営業:11:30〜23:00
電話:03-6205-7172
不定休
http://so-mensososo.com/

 
齋藤久美子=文


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