アメリカに生きる黒人女性としての体験をインスピレーションにした作品を発表するローナ・シンプソン（Lorna Simpson）は著書『Lorna Simpson Collages』のコラージュ作品をプリントした。
ジェンダーや文化、人種など、今浮かび上がるさまざまな問題への意識喚起にも最適だ。
 

同じく、「黒人のアイデンティティの歴史」をテーマにした作品で知られるラッシード・ジョンソン（Rashid Johnson）も参加。モザイク柄のデザインの裏側に込められたメッセージにも想いを馳せたい。
 

ドイツ生まれのコンセプチュアル・アーティスト、ローズマリー・トロッケル（Rosemarie Trockel）。陶芸から映像まで、さまざまな手法で制作を続ける彼のデザインはどれもミニマル。
色違いのマスク上にはそれぞれ、彼がリスペクトする哲学者や人権活動家などの名前がプリントされている。
 
世界屈指のアーティストの手に掛かれば、マスクも立派なキャンバスになる。素材はコットン100％で、洗濯も可能だ。収益はすべてチャリティ団体に寄付される予定で、50％はWHO（世界保健機関）の「新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」へ、残りの50％は生計の厳しくなったアーティストたちを助ける団体に分割される。
販売はマッチズファッションのみ。自分のために、世界みんなのためになるアートなマスクはプライスレスな価値も持っている。
 
［問い合わせ］
マッチズファッション
0800-919-1268
www.matchesfashion.com/jp/