休日に自宅で過ごす時間が急激に増えた今、行動範囲の縮小化も避けられないところ。
でも、だからこそ「ちょっとそこまで、の格好が単なる手抜きになっていませんか?」と警鐘を鳴らすのがスタイリスト・新居由梨さん。
こりゃイタいところを突かれた……と、自覚する我々に向け、彼女が“手のかけどころ”を指南! 今すぐ実践されたし。
「上品な物選びを心得たカジュアルセットアップを」
「フレンチブランドのエキップモンは女性には以前から人気でしたが、メンズもステキ♡。テロっとした生地にレパード調の柄をのせた総柄のデザインは、遠目には無地に見える細かい柄が上品。
とはいえ、不良っぽく見えてしまうこともある柄なので、レザーサンダルやキャップなどで抜け感の演出を」(新居)。
守 真史さん(38歳)の感想「派手な色柄が大好物なので、気分がアガります。キメキメにならないよう隙をつくる小物選びは勉強になりました」。
「ビタミンカラーでフレッシュさを押し出したい」
「パーカにショーツという、ワンマイルの模範解答のような組み合わせを色使いでアップデートしました。フーディがスタンダードなデザインでも、ショーツのイエローが入るだけでこんなに爽やか!」(新居)。
「トップスにビタミンカラーを持ってくる際には、パンツやスニーカーを黒でまとめて引き締めるのが効果的。上下のサイズ感に緩急をつけるというのも、モダンに見える秘訣ですよ」(新居)。
渡辺紀之さん(41歳)の感想「白髪が増えてから、妻におとなしい色を着るよう言われてきましたが、爽やかな黄色は清潔感もあるしアリなはず(笑)」。
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