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甘く繊細な色合わせを楽しんでみてください

デニムに色を重ねるのは、案外難しいですよね。エネルギッシュな色合いすぎると、少し子供っぽくも映ります。そこでポイントにしたいのがグレイッシュなトーン。
パーカ2990円/ユニクロ 0120-170-296、スニーカー1万1000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-6453-77)、デニム3万円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)、バッグ4万2000円/ステート オブ エスケープ(サザビーリーグ 03-5412-1937)、サングラス3万6000円/オールドジョー グローブスペックス オプティカル コー(グローブスペックス エージェント 03-5459-8326)
「デニムに色を重ねるのは、案外難しいですよね。エネルギッシュな色合いすぎると、少し子供っぽくも映ります。そこでポイントにしたいのがグレイッシュなトーン。やや暗めのパステルカラーで、くすんだ40代の肌にも馴染む色調ですね。
ここでは、パーカにビーツピンク、スニーカーにペパーミントグリーンと、異なる2色を重ねています。これらを繊細につなぐのがグレーデニム。同じトーンなら、ほかに何色重ねても怖くありません」(大草)。
 

ときにはパリの男性のようにコーディネイトしてみて

リジッドデニムにキャラメル色のハイゲージニットを組み合わせて、どことなくパリジャン風情を漂わせる知的な雰囲気には、実のところ母性を少しくすぐられるんです。
ニット2万5000円、デニム2万円/ともにA.P.C. 0120-500-990、バッグ4万9000円/チンクワンタ 050-5218-3859、メガネ4万700円/オリバーピープルズ(オリバーピープルズ 東京ギャラリー 03-5766-7426)、腕時計51万円/IWC 0120-05-1868
「これぞ、フレンチシック。男性はデニムというと、どうしても手慣れた『アメカジ!』な方向にまとめがちですよね。
リジッドデニムにキャラメル色のハイゲージニットを組み合わせて、どことなくパリジャン風情を漂わせる知的な雰囲気には、実のところ母性を少しくすぐられるんです。マチュアな男性に可愛げが加わる感じが絶妙。
これが、20代の若い男性だと『まだまだ』といった感じ。40代だからこそ、このギャップが出せるんです」(大草)。
 
教えてくれた女性はこの人!
大草直子(おおくさなおこ)●東京都生まれ。女性誌編集を経てスタイリストとして独立。経験と考察から導き出した理論的なコーディネイトが大人の女性に人気の超実力派。雑誌、広告、カタログ、また講演会にも奔走するなど多彩に活動。著書多数。instagram@naokookusa
 
黄瀬麻以=写真 清水ヤヨエ(+nine)=ヘアメイク 髙村将司=文


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