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日本の職人が手掛ける日本人仕様へとシフトチェンジ

camp gear note
活躍の場を鉱山からキャンプに移しても、グローブに求められるタフさは変わらない。
日本にやってきたのは1983年のこと。
世は空前の第一次キャンプブーム。当時、日本にはまだレザーのワークグローブはなく、キャンプやバイク用のグローブとして上陸したグリップスワニーは、耳の早いキャンパーを中心に愛用者を増やしていった。
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縫い目を外に配置することで、着用時のストレスを軽減。デザイン的なアクセントという副産物も生まれた。
しかし、愛用者の増加と共に、ある問題点が浮かび上がってきた。欧米人向きの造りが、体の小さな日本人には決定的に合わないのだ。
そこで2年後の1985年、日本仕様の製品を作るために国内生産が始まった。
まず、サイズを日本人の手に合わせて調整するために、すべての品番の金型をイチから作り直したそう。結果、革のなめしもより柔らかい仕様に変更された。
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現在は、カラー展開は豊富に揃う。でも、やっぱりキャンパーならイエローでしょ。
以来、現在も当時と同じ製法、同じ素材で国内の職人の手によって、一つひとつ丁寧に手縫いで仕上げられている。
アメリカ生まれのグローブではあるが、日本人の手に驚くほど馴染む抜群のフィット感。その秘密は、日本人の手で日本人のために作られているからなのだ。


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