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2020.09.01

かぞく

大切なのは “チーム意識”。牧野紗弥さんが感激したパパの行動とは?

「ままのきもち」とは……

バスタオルの使い方で芽生える! 家事攻略のためのチーム意識

[牧野紗弥] 「VERY」「Domani」「LEE」など女性誌で活躍中の人気モデル。
ワンピース2万8000円/カデュネ(カデュネ プレスルーム 03-6863-0100)、ピアス4万1000円/プライマル 050-5361-3059
最近、うれしい驚きがありました! 洗面ボウルの周りがびしょびしょになってしまったとき、パパが新しいタオルではなく洗濯機の中にある使用済みのタオルで拭いたんです。
思わず「どうして洗濯機の中にあるタオルを使ったの?」と聞くと「だって新しいタオルを使ったら洗濯物が増えるから」とひと言。小さいことのように思えますが、私にとってはすごくうれしい出来事なんです。
我が家は5人家族なので、ひとり1枚タオルを使うと毎日5枚も洗濯物に。バスタオルって場所を取るし、部屋干しだと乾きにくくて生乾きの匂いも気になるし地味にストレスでした。入浴後、子供が小さいときは子供を拭いたバスタオルでパパも拭いてくれたら洗濯物が減るのにとお願いしても、パパは「タオルくらい好きな物を使わせてくれ」と聞く耳持たず。そんなやりとりを結婚後10年くらい繰り返してきました。
だからこそ、冒頭のパパの行動には大感激! これも去年パパが2週間育児と家事をすべて引き受けてくれたことがカギになっていたんですよね。あれ以来、朝私が起きる前に洗濯機のスイッチを押してくれていたりと劇的に行動が変化。
パパも「俺だって、家事の全体を把握してたらできるんだよ」と誇らしげ。スポットで関わるのではなく、流れで体験することが大切なんだと改めて感じました。
世のママたちは日々、少しでも家事を減らしたいと思って過ごしています。だから願わくばタオルを使うときは畳んでしまってあるタオルからではなく、まだ畳んでない山や、外に干してある乾いたタオルを使ってほしい(笑)。洗って拭いて片付けるのが面倒なコップは飲みかけで新しいのを出さないでほしいし、食器棚から新しいコップを出す前に水切りカゴや食洗機の中を覗いて、そこから使ってほしいんです。
できるだけ家事は合理的に、という同じ目線に立って協力してくれるとうれしいな♡
[牧野紗弥 プロフィール]
「VERY」「Domani」「LEE」など女性誌で活躍中の人気モデル。結婚11年目、4、8、10歳の3児の母でもあり、夫婦のかたちも現在進行形で更新中。趣味はキャンプ、テニス、スキーなどアクティブな一面も魅力。 instagram@makinosaya
「ままのきもち」とは……
長い時間をともに過ごしながら、理解しきれないのがパートナーの頭の中。いまだに「ままのきもち」がわからないと、困り果てているパパ読者のために、母であり妻でもある、モデルの牧野紗弥さんが優しくレクチャーしてくれる!
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川崎一貴(MOUSTACHE)=写真 坂野陽子(f-me)=スタイリング TOMIE(nude.)=ヘアメイク 栗生果奈=文


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