キルトジャケットにはハンドクラフトによる職人気質の実直さと折り目正しい清さがある。壮観な極楽鳥のポーズを決めてくれたサーフヨギーの小林が着たリバーシブルのキルトジャケットは、実はスタイリストの私物であるイザベル マラン オムのもの。
ネイティブ・アメリカンのブランケットをイメージソースに製作した畝のあるテクスチャを緻密に平織りにしたキルトの、素朴なやさしさがあじわい深い。
左手前の和光が着ている手ぶら好きにやさしいチェック柄のビッグポケットシャツと、あのガンジーにインスパイアを受けた温もりあるイージーショーツ、抜群のクッション性を誇るソールが魅力のスニーカー、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」。
そして車から覗く小林が着たアレルギー体質の人からも注目を集めるローシルク地のシャツ。使う人のことを考え抜いた服や靴には、作り手のやさしさが人知れずギュッと詰め込まれている。
3/3