「カングー」というカルチャー。乗る、だけじゃない楽しみがそこにある
カングーという“カテゴリー”にハマった人は、シガさんも含めてたくさんいる。そんなカングーファン同士は「アナタもこの良さに気づいた? いいよね、この車」という感じで、自然と連帯感が生まれるようだ。
この気持ちが実際にカタチとなったのが、新旧問わずカングーオーナーが1年に1度、山中湖の湖畔などに集まるイベント「ルノーカングージャンボリー」。
2009年に第1回目が開催され、2019年には1714台のカングーと、そのオーナーやカングーファンなど5019名が集まった(2020年はCOVID-19の感染予防のため、オンラインにて開催)。
同イベントは映画上映や、オリジナルアパレルやキャンプグッズの販売、ルノーがアシストするプロのトレイルランナーや大道芸に弦楽四重奏ライブ…… など、とにかく盛りだくさんで、毎年参加するリピーターも多い。
それに他人のカングーが気になってあっという間に時が過ぎてしまう。この様子はインスタグラムの「#withkangoo」でも見ることができる。
車を通じた仲間たちが集うイベントはほかにもいくつかあるが、たった1車種のオーナーが1700名以上も集まり、10年以上も楽しまれているイベントは聞いたことがない。これも「カングー」だからこそ楽しめるカルチャーなのだ。