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「カングー」というカルチャー。乗る、だけじゃない楽しみがそこにある

カングーという“カテゴリー”にハマった人は、シガさんも含めてたくさんいる。そんなカングーファン同士は「アナタもこの良さに気づいた? いいよね、この車」という感じで、自然と連帯感が生まれるようだ。
この気持ちが実際にカタチとなったのが、新旧問わずカングーオーナーが1年に1度、山中湖の湖畔などに集まるイベント「ルノーカングージャンボリー」。

2009年に第1回目が開催され、2019年には1714台のカングーと、そのオーナーやカングーファンなど5019名が集まった(2020年はCOVID-19の感染予防のため、オンラインにて開催)。
同イベントは映画上映や、オリジナルアパレルやキャンプグッズの販売、ルノーがアシストするプロのトレイルランナーや大道芸に弦楽四重奏ライブ…… など、とにかく盛りだくさんで、毎年参加するリピーターも多い。
それに他人のカングーが気になってあっという間に時が過ぎてしまう。この様子はインスタグラムの「#withkangoo」でも見ることができる。

車を通じた仲間たちが集うイベントはほかにもいくつかあるが、たった1車種のオーナーが1700名以上も集まり、10年以上も楽しまれているイベントは聞いたことがない。これも「カングー」だからこそ楽しめるカルチャーなのだ。
 

個性派だけどスペックは優秀。誰でも気軽に乗れるカングー


広くて使いやすいラゲージを備えているが、全長は同社のハッチバック「メガーヌ」より短く、全幅がほぼ同じ。背が高いゆえ大きく見えるが、実は運転に不慣れな人でも扱い安く、街中を走るにもジャストなサイズなのだ。
サイズ:全長4280×全幅1830×全高1810mm
搭載エンジン:1.2Lガソリンターボ
最高出力:84kW(115ps)/4500rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/1750rpm
トランスミッション:6速AT、6速MT
JC08モード燃費:14.7km/L(6速AT)
荷室長:611mm(後席利用時)、1803mm(後席を畳んだ時)
本体車両価格:254万6000円~
ルノー「カングー」の詳細はコチラ
吉澤健太=写真 籠島康弘=文

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