サウナ、燻製作り、ゾンビ映画、都市伝説……。どれも大切なFUN–TIME
「燻製はアルバイトをしていた店で作り方を教えてもらって以来、自宅でもやるようになりました。いちばん好きなのは自家製ベーコン。豚バラをブロックで買って、そのまま吊るすのですが、これが美味しくて。下味とか塩漬けには3日〜1週間くらいかかりますが、燻すとき以外は基本放置しているので簡単です」。
ただ、燻製作りの楽しみは食べるだけではない。
「無心に下準備をしている時間や、燻されている香りを、何も考えずにただボーッと嗅いでいるときも、自分にとって大事な時間になっています。さっき話した中華風スープを作っていたときも、じっくりコトコトと煮込んでいる時間は本当に幸せでした(笑)」。
大好きなサウナや料理、燻製作りに共通する魅力は、何も考えず無になれる時間。磯村にとって、そんな瞬間に浸れるという大好きな趣味がほかにもまだある。それはゾンビ映画と都市伝説。
「ゾンビ映画は昔から兄と一緒に観ていた影響で、今でも大好きで……、最初は怖かったのですが、ゾンビが存在することでそれまで築かれていた関係が変化し、もっと深い人間模様が見えてくる部分に惹かれていきました。
都市伝説も昔から興味があり、その手のテレビを観たり、ネットで情報を拾ったり。政府の陰謀や宇宙人の仕業とかいろいろな説がありますが、実際、真実かどうかは別にして、いろんなことを無限に想像できるじゃないですか。そこに夢があるというか、想像するだけでワクワクするんです(笑)」。
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