岡本 へ〜、僕はランニングですかね。もともと走ることは嫌いじゃなかったし、ランニング用のギアも好き。
蒲池 さすが意識高い系。
岡本 でしょ！
江部 でしょ、じゃないよ（笑）。
岡本 健康のためでもあるし、自粛明けに太ってたりすると、何か格好悪いじゃないですか！ でしょ？
蒲池 でしょ、じゃないよ（怒）！
岡本 ランニングシューズとトレーニングマスクを装備して走ってます。このマスクがすごくて、めちゃ負荷がかかるんですよ。これまでにハーフマラソンは走ったことがありますが、今ならフルもいける気がする！
トレーニングマスク1万3800円／トレーニングマスク（日本創作 03-6666-0305）、スニーカーは私物編集・岡本が買った「トレーニングマスク」のトレーニングマスクと「ナイキ」のスニーカー消防隊員の呼吸筋トレーニング用として誕生したマスクは、近未来的なビジュアルで物欲をくすぐる。現在は多くのアスリートが愛用。口元のレバーを左右に動かし、負荷を調整できる。
ランニングシューズはナイキのリアクトシリーズより。柔らかく反発性のあるミッドソールを筆頭に、運動力学とクッション性を突き詰めたディテールが満載。
どこを目指してんの？
岡本 目標はサカナクションの山口一郎さんです！
江部 言われてみれば少し似てる。
蒲池 ……（マラソン関係ないね）。
江部 蒲池は、趣味のキャンプとか行けてるの？
蒲池 全然行けなくて……自宅でキャンプの雰囲気を味わってます。
岡本 と言うと？
蒲池 自宅の明かりをランタンにするだけでムードが出るんだけど、ガスやオイルを使うのはちょっと危険。そこでLEDライトの「ゴールゼロ」を。実はこれ、キャンパーの間で争奪戦が繰り広げられていて。運良く見つけて速攻で3つ買いました。
江部 スキレットに料理を盛り付けたり、マグカップを変えるだけでも雰囲気がだいぶ変わるもんね。
蒲池 そう、僕はステンレス製のマグを使ったりしてます。あとは包丁。「オピネル」の万能ナイフなんですが、これでステーキやハンバーグを切るとやたらテンションが上がるんです。
岡本 食べすぎないでくださいね。病気になっちゃいますよ、ポテチさん。
蒲池 うるさいよ、カマチだよ（笑）。
ナイフ2200円／オピネル（ハイマウント 03-3667-4545）、LEDランタンは私物デスク・蒲池が買った「ゴールゼロ」のLEDランタンと「オピネル」のナイフアメリカ・ユタ州発祥のブランドが手掛けたLEDライトは、安全かつ手のひらサイズのコンパクト設計で人気。小さいながらも十分な明るさで、ソロテントならこれひとつで十分。ステンレス製の万能ナイフは、フランスで生産されたこだわりのひと振り。かのパブロ・ピカソも愛したブランドってところにも、ミーハーな蒲池は引かれた模様。
でも、この自粛中は健康について再認識するいい機会だったかも。フィジカル的にもメンタル的にも。寝ることについて真剣に考えたりもしたし、逆にいい意味で以前ほど細かいことにはこだわらなくなった。
蒲池 世の中のムードがピリついていて、それは当然なんだけど、だからこそポジティブにいたいというか。
岡本 そうですね。身体の健康と心の健康、どっちも大事。
蒲池 当たり前を大切にする。そんな意識が再び芽生えた気がします。
江部 そうね。いい人、いいモノと出会う大切さとかね。
岡本 そういえば僕、オーシャンズ編集部に入ったのが自粛期間に突入する直前でした。
蒲池 そんなに最近だっけ？
岡本 編集部の皆さんとの出会い、新しい仕事との出会いも、今後はより噛み締めていかなきゃっすね！
江部 何かいいこと言おうとしてる。
蒲池 いいじゃないですか、前向きで。オーシャンズもこれからもっと前向きに、読者のファンタイムをサポートできるように頑張らねば。
岡本 早速リサーチに行ってきます。ネタサガシさんも一緒に行きましょう。
蒲池 カマチだよ。全然違うよ！
鈴木泰之＝写真（静物） 松平浩市、来田拓也、平 健一、窪川勝哉＝スタイリング 竹田嘉文＝イラスト 増山直樹、いくら直幸、髙橋 淳、小山内 隆、髙村将司、まついただゆき、今野 壘＝文
