OCEANS

SHARE

今、手に入れるなら汎用性の高いものがおすすめ

—コロナ前後で売れ方に変化はありましたか?
「手の届きやすい価格帯のアイテムの動きがいいですね。今までは高額商品がメインだったのですが、一昨年から始めた10万円を切るラインの売れ行きがいい。新しいキャンプ道具は欲しいけれど、先が見えない状況では大型で高額な商品には手を出さない方が増えているのではないでしょうか」。
—よりこじんまりとしたソロ向きな道具ということですか?
「単純に『ソロ向き』というより、『ソロにも使える』と言ったほうがいいかもしれません。先ほど申し上げたように、多様化するキャンプのスタイルに対応できるモデルが売れています。具体的には、ファミリーからバイクツーリング、ソロにも使えるサイズ感の『ステイシー』や『ピスタ』、張り方次第で形と広さが変えられる『タッソ』も人気です」。
camp gear note
張り方によって、六角形、七角形、八角形と広さと形を変えられる『タッソ』は、今年発売の新作モノポールテント。
—最近はお家キャンプが話題ですが、そちらの需要は感じますか?
「縮小営業や休業するキャンプ場も増えている中、家でもキャンプの雰囲気を味わえるアイテムは、やはり人気を集めています。お客様の中には、自宅の庭にテントを張って楽しんでいるツワモノもいらっしゃるみたいです」。
—これから手に入れるなら、どのようなものがおすすめですか?
「普段使いもできるギアから揃えてみてはいかがでしょうか。例えば、カップやカトラリー、小型のテーブルやチェアならば、キャンプでも自宅でも使えます。今後は他社さんも含めて、そうした汎用性の高いアイテムの展開が加速するのではないでしょうか」。
camp gear note
大物だけでなく、自宅でも使える小物にも注目。


4/4

次の記事を読み込んでいます。