1990年代から2000年代半ばまで、東京・渋谷の宮下公園で長きにわたり“遊んで”きたのはスケーター、ダンサー、フットボーラーといった人種であった。
彼らに共通していたこととは何か。それはおそらく、この地のカルチャーに対するリスペクトと、その思いを込めたTシャツを身に纏うことだった。
もちろんテイストやサイジングの好みは人によってバラバラ。でもある意味でTシャツは、宮下公園のユニフォームだったと思うのだ。そして「MIYASHITA PARK」となった今も、この場所を象徴する服はTシャツにほかならない。
店を構える多くのブランドから、“遊び”のある限定ものが登場。共通しているのはやはり、この地の遊びあるカルチャーへの熱い思いなのである。
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