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今のランシューのデザイントレンドを決定づけた名モデル

この日のシューズは服飾業界におけるホカ オネオネ人気を決定づけた「クリフトン2」。
「ちょうどエディフィスでも取り扱いを始めた頃に購入しました。厚底でゆっくり長く走るためのシューズで、まだ走りはじめでヒザを痛めてしまいがちだった当時の自分にマッチしました。コレに出会うまではシューズ選びが悩みのタネだったのですが、ホカ オネオネを履きはじめてからヒザには痛みが出ていないんですよ」。
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現在は「クリフトン」の後継モデルをエディフィスや417 エディフィスで取り扱っている。
落ち着いた配色もお気に入りのポイントで、黒アッパー×白ソールというソリッドなデザインは、本モデル以降多くのフォロワーを生んだ。
「小物は黒を選ぶことが多いですね。基本的に身軽なスタイルが好きで、なるべく余計なモノは身に着けたくないんです。でもスマートフォンなどを必要最小限として携行するときはスパイベルトを使っています」。
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非常に伸縮性の高い素材のウエストポーチで、山本さんはアメリカ出張時に現地で購入。
「サングラスはアイヴォルのライズというモデルです。エディフィスではブランドのデビュー初期から扱っているサングラスで、別注もやらせてもらってます。ランニング中はもちろん、街着にも馴染むデザインなので普段から掛けています」。
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イヤフォンはボーズの「サウンドスポート」で、左右のイヤーピースが独立した完全ワイヤレスモデル。
前編でもふれたとおり、ラジオ番組のポッドキャストがランニング中の“耳の友”だ。
「こうした防水タイプのスポーツイヤフォンをいくつか所有していますが、ボーズはやっぱり音質が良いですね。それとフィット感が抜群。ランニング中にズレることがないですし、かといって長く装着していて耳の穴が痛くなることもありません。手持ちイヤフォンの一軍です」。
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ギア選びに光るセンスはさすがのひと言。
全体のコーディネイトを選ぶときに気をつけているコトは?
「基本的にあまり目立ちたくはないので、ベースは落ち着いたトーンに。それでも見せ方次第でスタイリッシュになれるので、今日の場合はロゴやパイピングなど、細部のカラーリングに気を遣いました。というとなんだかエラそうに聞こえてしまうかもしれませんが(笑)、見え方にこだわったほうが気分もアガって走るのが楽しくなりますから、結局は理に適ってると思っています」。
なるほど、参考になります! 夏場になればレイヤードが難しくなるため、ちょっとした色使いがセンスの分かれめ。まずはマネるところから始めてもいいかも。にわかランナーの皆さん、あとは実践あるのみだ。
RUNNER’S FILE 13
氏名:山本慎 
年齢:32歳(1987年生まれ)
仕事:エディフィス バイヤー
走る頻度:週5日、40~60分程度
記録:レースへの参加はなし
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「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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