OCEANS

SHARE

2020.07.22

ファッション

フォトTの写真って誰が撮った? どこを撮った? 知って愛着が増すTシャツ選び

フォトTに使われる写真に、ノスタルジックなものが多いのはなぜだろう。
そこに込められた思いを探るべく、写真の撮影者と採用者に話を伺ってみた。異なる2つの視点からフォトTを考える。
 

撮影者と採用者の関係①

ジャーナルスタンダード レリュームとの別注企画であるこのフォトTシャツ
5800円/トニータイズサン(ジャーナル スタンダード レリューム 表参道 03-6438-0401)
写真を採用したのは……
トニータイズサン ディレクター 清水 泰さん
ジャーナルスタンダード レリュームとの別注企画であるこのフォトT。では誰の写真を? となったとき清水さんの頭に浮かんだのはプロの写真家ではなく、オーシャンズでもモデルとして活躍中のあの人。
「以前から大石学さんにはブランドのモデルとして協力してもらっていて、旅や写真についての話を聞いていました。彼のフィルターを通した旅写真にとても魅力を感じていたんです」。
大石さんが撮り溜めた中から、今回は「日本の四季を感じてもらえたら」と4枚を選定。ボディの背後に写真を、そしてそのイメージにちなんだ文字、“雲”を胸元へあしらっている。
写真を撮影したのは……
モデル 大石 学さん
今回のオファーを「日本の美しさを海外の人にも伝えるいい機会」と捉え、ふたつ返事で快諾したという大石さん。清水さんとともに選んだのがこの4枚だ。
「桜の写真(上)は南房総にて、空の青との対比に魅了され撮ったもの。浜辺の写真(下)は西表島での散歩中に出会った少年たちの無垢な笑顔を微笑ましく思い撮影しました」。
また、山の写真(中左)は甲武信ヶ岳から撮ったもの。ほかの宿泊客にすすめられ、事前に予定していたルートを変更。そこで出会った景色は感嘆の声が漏れるほど感動したとか。二子玉川で撮ったという雪景色(中右)も風情がある。


2/3

次の記事を読み込んでいます。