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2020.06.19

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不可能と言われたステンレス一体構造のアウトドアナイフが持つ安心感

アウトドアは自然との格闘だ。準備を怠れば危険にもなるし、しっかり装備を整えれば快適にもなる。命を預けるといったら大袈裟かもしれないが、野山に出る際は信頼性の高いギアを携行しておきたい。
今回はその候補となりうる、圧倒的な耐久力を誇るアウトドアナイフを紹介しよう。
フルメタル陸刀
「フルメタル陸刀」2万2000円/富田刃物(ニューワールド 03-4405-3058)
富田刃物は、金属加工の街として知られる新潟県燕三条で、61年もの歴史を持つ刃物メーカー。長年培われたモノづくりの技術を活かして、さまざまなナイフや刃物の製造を中心に手掛けている。
そんな富田刃物の最新プロダクトであるステンレス製アウトドアナイフは、まず見た目からして違う。刃とハンドルの部分がすべてシームレスな一体成型になっている。
シームレスな一体成型
硬くて厚いステンレスを筒状に曲げて丸めることはこれまで無理だと言われていたが、富田刃物のノウハウとチャレンジ精神によって、不可能を可能にした。一枚板でつなぎ目のない構造は、強度も高いし腐食もしにくい。まったくの新技術なので、多くの工程が手作業だという。
作っている様子
素材のステンレスには、電解研磨加工によるコーティングが施されている。耐水性・耐熱性・耐汚染性に優れているだけでなく、一般のステンレスと比べて3倍も錆びに強い。シャープナーで研ぐこともできるため、メンテナンスすればまさに一生モノのツールとなる。
しっかりとした厚みのある刃は、根元部分が波刃になっていて、さらにロープを切るガットフックがあしらわれている。ハンドル部分の細かな掘り込みや、手指にフィットしやすいくびれ形状などを含めて、ディテールまで抜かりがない。
使用イメージ
硬い食材もスパッと切れるし、薪を割ったりロープを切ったり、ブッシュクラフトで枝木を集めたり。アウトドアのさまざまなシーンにおいて活躍してくれる。こいつを一本持って行くだけで、現地での安心感はかなり違うはずだ。
[問い合わせ]
ニューワールド
03-4405-3058
https://neworld-japan.com/
[関連リンク]
フルメタル陸刀
Makuakeプロジェクトページ
www.makuake.com/project/nisaku/
中山秀明=文


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