「在宅ワークスタイル・パパラッチ」とは……多くのファッションブランドを扱うPR会社、ムロフィスに勤務する伊藤 誉さん。現在は在宅ワーク中心のライフスタイルで、出社する日も帰宅は早いため、家での時間は格段に増えたという。
「今は家でも午前中からしっかり働く習慣ができてきました。ダラダラと仕事をしないように心がけていて、19時以降は働いていません」。
そんな彼の在宅ワークスタイルは……
ユルッとしたパンツしかはいてません
短時間で集中して仕事をするために、伊藤さんがこだわっているのは、できるだけ「ノンストレスな格好で仕事をする」こと。
「テレワークが始まってから、パンツはイージーなはき心地のもの以外は、はかなくなりました。オンラインで会議するときも、パンツは見えないので(笑)。家で仕事をする利点を活かして、ストレスなく働くのがモットーです」。
伊藤さんは、快適さを重視して仕事をすることで、「在宅ワークでもそれなりに十分な仕事量がこなせることがわかった」と語る。とはいえ同時に、PRをするうえで人と直接的に接することの重要性も実感している。
「人と直接会って、物を見ながら話をすることで伝わることがたくさんあるということを、改めて知りました」。
それでもテレワークには大きな魅力がある。
「大人数の会議をオンライン上ですることもありますが、最低限の時間で話ができるのは効率がいいなと思っています。何より、イージーパンツで出席できるのも、やっぱりありがたいです(笑)」。
イージーパンツとともにある伊藤さんの在宅ワークスタイル。確かに、モニター越しには、下半身がそんなにリラックスしているとは思えない。
パンツはゆるく、表情はキリッ。この先、“伊藤ルール”が在宅ワークの新基準となりそうだ。
「在宅ワークスタイル・パパラッチ」とは……在宅勤務にスーツは不要。だけど、ずっと部屋着ってワケにもいかない。程よくキマっていて、程よくリラックスしている、そんな仕事着で働く業界人をパパラッチ。
上に戻る 長谷川茂雄=取材・文