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アウトドアとはまったく縁のない会社としてスタート

soto
30数年前、当時本社工場にて商品の配送に追われるスタッフ。
「SOTO」の母体である「新富士バーナー」の設立は、1978年まで遡る。
会社を立ち上げたのは、営業マンとして30年近くバーナー業界を飛び回っていた現会長の山本 始。初めは工業用バーナーの製造会社として、愛知県蒲郡市で産声を上げた。
soto
左は配管工事に使うガソリントーチランプ。草焼きバーナーを背負うカタログ用の写真はゴーストバスターズのよう。
設立当初は、配管工事用のガソリントーチランプや雑草処理に使う草焼灯油バーナー、道路舗装工事などで目にするプロパンバーナーが主力商品だった。
当時の主な顧客は一般層ではなく、工場や工事業者。つまり、そこに現在我々が手にしているようなアウトドア用の小型バーナーや調理道具は、影も形もなかった。
しかし、あるひとつの商品が会社の未来を大きく変えていくことになる。
soto
後ろに写る人の背中には「砥石」の文字。ゴリゴリの工業製品の展示会での1枚。


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