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Q. 結婚後に、夫以外の男性と1対1で食事や飲みに行ったことはありますか。その際、罪悪感は感じましたか。

妻のヒミツ

異性の友達がいるかいないかが考え方の分かれ目

「昔からの男友達と食事に行ったが、まったく罪悪感は感じない」(沖縄県・42歳)
「男友達と食事に行ったことがある。友達なので罪悪感はない」(福岡県・40歳)
「食事に行ったことはあるが、仕事仲間なので特に罪悪感はない」(静岡県・42歳)
「独身時からの付き合いがある人と食事に行ったけど、罪悪感を持つ関係ではない」(東京都・35歳)
今回のアンケートでは、結婚してから男性と2人で食事に行ったことがある女性は約2割と少数派でした。
その2割の女性の中でも、上記のコメントのように、結婚前から異性の友達がいる場合、男性と食事に行くことに、それほど大きな意味を感じていないケースも多いです。一方、「結婚してから男性と食事に行ったことなど1回もないし、今後もそのようなことを全くする気が無い」(千葉県・45歳)ときっぱり否定している人もいます。
もちろん、未婚・既婚にかかわらず、男女関係の考え方は、人によって大きく異なるもの。「異性であっても、食事をするくらい友達なら当たり前」と考えている人もいれば、「2人で食事する=男女の特別な関係」と、大きな意味を持たせる人もいます。
以前、私が仕事関係の相手(男性)からランチに誘われて行った(目的は仕事の情報交換)という話をママ友(子供は6年生男児)にしたら、「ありえない!」と言われたことがあります。このとき初めて、異性と食事をすることに対する捉え方は、人それぞれまったく違うんだなということに気づきました。
ちなみに私は、学生の頃からどちらかというと異性の友達も普通にいるタイプなので、食事に行くことにそれほど大きな意味を感じていなかったですし、さらに言えば、お酒が一滴も飲めないため、何らかの間違いが起こらない絶対的な自信があることも、食事くらい気軽に行けばいいと思ってしまう理由なのかもしれないのですが……。
逆に考えると、異性とは友達にならないタイプの女性が、何かのきっかけで男性と2人で食事に行くことになってしまった場合が危険なのでは?と思ってしまいました。なぜなら、食事に誘われたこと自体に大きな意味を感じてしまうとしたら、それによって「ひょっとして私のことが好きなのかも」などと思ってしまい、今まで何とも思っていなかったのに急に意識し始めるということになりかねないからです。妻が真面目な場合ほど、注意が必要なのかも……。
 

職場など日常的に夫以外の異性が近くにいるかどうか

男性と食事に行くことのハードルの高さを決める要因として、仕事をしているかどうか、さらには日常の職場環境も関係してくると思います。
「同じ職場の先輩でいつも2人で出掛けていたから、そんなこと(罪悪感)は微塵も感じたことがなかった」(東京都・36歳)というコメントからもわかる通り、職場に男性が多かったり、仕事相手に男性が多い職業などの場合も、食事に行くくらい日常的なことと考えている女性が多いようです。
一方で、夫以外に日常的に会う異性がいないという方も多いと思うので、そうなると、異性との食事=特別なこと、となるのかもしれません。


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