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超時短で太腿の硬さをとる1分間ストレッチ

そこで、大腿四頭筋とハムストリングスの両方をほぐし、さらに筋トレ効果まで期待できる時短ストレッチを紹介。
ひとつ目のフロントキックはハムストリングスを、続くバックキックは大腿四頭筋をストレッチできる。トータル1分程度で完了するエクササイズだ。
「ポイントは、リズミカルに両脚を動かすこと。股関節から大きく脚を動かすことで、股関節や腰まわりの筋肉もほぐせるため、腰痛の予防・改善にも役立ちます。また、フロントキックは脚を上げたときに太腿の『裏側』が、バックキックは膝を曲げたときに太腿の『前側』がグッと伸ばされている感覚があるか、しっかり確認しながら行いましょう」。
【フロントキック】
時短ケア
片脚を大きく前に蹴り出し、同時に逆側の腕を伸ばしてつま先をタッチする。
時短ケア
これを左右交互に動きを止めることなく15回ずつ。背すじはできるだけ伸ばした状態でリズミカルに行う。
時短ケア
軸足のつま先は正面向き。内外に開かないように注意!
【バックキック】
時短ケア
カカトでお尻をキックするようなイメージで片ヒザを曲げ、カカトを両手の手のひ平につける。
時短ケア
動きを止めることなく左右の脚をリズミカルに入れ替える。これも左右15回ずつ行う。
「このストレッチ、必ず2種目セットで行うようにしてください」と新田さん。前側と裏側のどちらかだけが硬くなっていると、関節がアンバランスに引っ張られて骨盤がゆがんだり、膝関節が一方向に強く引っ張られてしまうので、腰痛や膝痛を引き起こす原因にもなると言う。1分間でサクッと終わらせてしまおう。
「時短ケアのススメ」
トップアスリートだってしきりに言っている。「長く現役生活を続けるためには練習と同じくらい体のケアが必要だ」って。毎日せっせと働き、休日は家族サービスに勤しむ40代男性諸君、無理は良くない。まだまだ先は長いのだ。「最近、体のあちこちが痛い」「疲れがちっとも抜けねえ」などと、さまざまな体の不調を感じているなら、ここはひとつ、時短でサクッと体を整えてあげてほしい。上に戻る
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【取材協力】
ハイアルチ 吉祥寺スタジオ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-18
電話番号:0422-22-7885
営業:10:00~22:00(平日)、10:00~19:00(土・日・祝)
http://high-alti.jp/
空間をまるごと低酸素状態にしたスタジオで行う「ハイアルチテュード(高地)トレーニング」を、気軽かつ、リーズナブルに体験できる日本初のハイアルチテュード専門スタジオ。専門トレーナー指導のもとでのトレーニングなので、安全に効率よく鍛えられる。都内では、吉祥寺のほかに、三軒茶屋、代々木上原にスタジオを構える。
 
楠田圭子=取材・文 渡邊明音=写真


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