「偏愛スニーカー三番勝負」とは……「スニーカーは時代を振り返られるアルバムのようなものです」。そう説くのは、テレビで引っ張りだこの人気お笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘さんだ。大のスニーカー好きで知られる尾形さんの偏愛スニーカー三番勝負、それぞれの一足に込められた大切な想いとともにどうぞ。 ①先鋒 コンバース「チャックテイラー」
夏はトップスとボトムスからなるワンツー・コーデが主軸となる。問題は、淡白になりがちな組み合わせにどう味付けしていくかだが、尾形さんは鮮やかな足元で解決を試みる。
「普段着る服はわりとシンプルなものが多いので、スニーカーはカラフルなものを選ぶようにしています」と、手に取ったのは、ピンクのコンバースの「チャックテイラー」。奥さまと韓国旅行へ行った際にペアで買ったという、愛あるエピソード付きだ。
ピンクに手を出すのは少し勇気が要るかもしれないが、ペールトーンのこんな一足なら大人の男にもピッタリ。
「チャックテイラー」は1917年の誕生以来、普遍のスペックとデザインを貫くコンバースのアイコンだ。「そこに歴史と伝統に裏打ちされた渋さを感じます」と語る尾形さん、なるほど、よく分かっていらっしゃる。
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