現在、ハイドロ フラスクにはさまざまなボトルがラインナップ。多用途に使える「ハイドレーション」にはじまり、「コーヒー」「ビア&スピリッツ」「フード」などなど。350ml缶をホールドするクーラーカップや、別売りの飲み口のバリエーションも豊富だ。 「まずは手にして、使ってみて、『いいね』と実感していただく。これを“シーディング(Seeding)”と呼んでいます。種まきという意味です。そのうちに、ボトルがいつもそばにいる愛犬のような存在になっていくんです。そして休日にはボトルを連れて外に飛び出して行ってほしい。それが僕らの本当の狙いなんですよ」。 ハイドロ フラスクが設立当初から掲げているメッセージは“ぬるさから世界を救おう!(Saving the World from Lukewarm!!)”である。いつでも冷たい飲み物を楽しみたいという、誰もが思うシンプルな気持ちだ。そして今年からもうひとつ、よりシンプルなキャッチコピーが加わった。それは“Let’s GO!”。さあ、外に行こう。こんな小さなボトルひとつが、力強く僕らの背中を押してくれるというわけだ。 「サーフィンでもキャンプでもいいし、近くの公園に散歩に行くだけでもいいと思います。僕らが実際に売っているのは小さなボトルです。でもそのボトルは言い換えれば“遊び心の種”で、手にした人のライフスタイルを変えてくれるものなんです」。