数あるアウトドアチェアの中でも、キャンパーたちから絶大な支持を得ているのが「カーミットチェア」だ。
1984年に誕生して以来、今でもアメリカの工場でハンドメイドされ、耐久性のある作りとコンパクトに収納できるチェアとは思えない快適な座り心地が多くの支持を集める理由。
名作であり、キャンパーの多くがその存在を知っていることだろうが、カーミットチェアの魅力はそれだけではない。
オープン価格/デイトナ・インターナショナルAME Div 03-3565-6914 Made in USAにこだわる「カーミットチェア」 折りたたむと58cmの長さの小さな袋に収納できる。素材は広葉樹とアルミニウムで、すべての木材にはダブルマリングレードポリウレタン加工が施されているので、屋外のハードな使用にも耐えられる。
豊富なカスタムパーツの中でも、最も人気の組み合わせがこちら。ほかにも、肘置きのパーツを変えたり、アルミパーツをブラックやゴールドに変えたりと、各ブランドからさまざまなカスタムパーツが市場に出回っている。
写真は、カーミットチェアにサイドテーブルやエクステンションレッグを装着して、シートカバーも交換したカスタム事例。見た目と座り心地を向上させるためのパーツがさまざまなブランドから発売されており、カーミットチェアの人気をさらに押し上げているのだ。
椅子本体が3万円オーバー、今回のカスタムでは総額8万円強とかなり高額であるにもかかわらず、オプションパーツは入荷するや即完売を繰り返す。そう、カスタムこそがカーミットチェアの最大の魅力。見た目も座り心地も自分好みに変えられるのだ。
このカスタム例は、現時点でのアウトドアチェアのひとつの完成形と自信を持って言える作品だ(交換したシートはカラバリがあるのでお好みで)。 特にマイスターシートとノビタの組み合わせは「劇的に腰の負担を減らしてくれる」と、40を超えたおじさまキャンパーからよく聞く話である。
実はキャンプでいちばん長く時間を過ごす場所が椅子の上だ。となれば、愛着も湧く“カスタムカーミットチェア”は、やはりアウトドアチェアの終着点となるだろう。
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