カリフォルニアブランド、メディテラの仕掛け人を直撃取材!
CBDの最高機密とは?
日本におけるCBDブームのカギを握るのは、全米のシェアトップ3に数えられるビッグブランド、メディテラの日本総代理店の代表取締役を務める、ムファウメ 薫さんだ。
CBDの効果効能に関する機密について、オーシャンズは重要人物を直撃した。
話してくれた人グローバルオーガニックグループ 代表取締役ムファウメ 薫さん(43歳)英国での映像版権ビジネスを経て千葉県の南房総へ移住。自然豊かなこの地で農業に携わりながら、メディテラやオーガニックコスメの輸入販売を手掛けるグローバルオーガニックグループを経営。趣味はサーフィンで、3児の父でもある。
——そもそもCBDはカラダにどう作用するんでしょうか?ムファウメ 薫(以下、薫) 私たちのカラダには
エンドカンナビノイドシステム(ECS)という身体調整機能が備わっています。これは
痛みや免疫の調整、感情制御などを行う機能で、加齢やストレスによってECSの機能が低下すると、心身に不調をきたしてしまいます。そこで
生理活性物質と呼ばれるカンナビノイドのひとつ、CBDを摂取してECSを活性化させる必要があるんです。
——では、ムファウメさんがCBDにハマッたきっかけは?薫 私は柔術をやっているので、筋肉痛や突き指、ねん挫といった怪我を負うのが日常茶飯事。そんなとき、友人にすすめられたのが
CBD入りのクリームです。半信半疑でしたが、
痛めたところに塗っておくと、翌日痛みが和らいでいたんです! 仲間にも試してもらったら、「痛みの取れ方が全然違う」と評判になって。CBDの力を実感しました。
——痛みの緩和!? だから、アスリートの愛用者が多いんですね。薫 現在、アメリカには
1500を超えるCBDブランドが存在していますが、ビッグブランドの多くはスポーツ選手をスポンサードしています。メディテラではゴルファーのチャーリー・ホフマンやサーファーのコア・スミス、サイクリストのウィリアムズ・ブラザーズなどのプロスポーツ選手と契約。痛みの緩和だけでなく、
緊張やストレスを和らげる目的で使う選手もいます。麻由来の天然成分なので、もちろんドーピング検査に引っかかる心配はありません。
——ムファウメさんのおすすめの摂取方法はありますか?薫 クリームを塗るのもいいですが、
おすすめはCBDオイルの飲用です。ココナッツオイル由来のMCT(中鎖脂肪酸)オイルにCBDをブレンドしたものを毎日飲むようになってから、深く眠れるようになり、朝もすっきり目覚めるようになりました。CBDオイルの飲用はすぐに変化を実感する人が多いです。飲み方はそのままでもいいですが、
サラダにかけたり、ヨーグルトに混ぜたりしてもOK。毎日飲んでも、少々飲みすぎても差し支えありません。
——念のため……違法ではないんですよね?薫 もちろんです。法律で規制対象となるのは麻の花や葉に多く含まれるTHCという成分であり、CBDは成熟した茎や種から抽出されるまったく別の成分です。ただ万一のことを考えて、
製造背景を信用できる確かなブランドを選ぶべき。正規の手続きを踏んで輸入されたCBDオイルなら、THCは完全に取り除かれています。
——ブランド選びは重要ですね。ほかにも差はありますか?薫 麻の栽培方法や生産地、抽出方法など、
それぞれのブランドにこだわりがあります。味も麻のクセを取り除いた飲みやすいオイルもあれば、あえて麻の風味をしっかり残した銘柄も。習慣として毎日飲むだけでなく、コーヒーのように楽しみながらCBDライフを実感してほしいですね。
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