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Day 23 TUE.
新ブランドが無事ローンチ。部署のみんな、こんなオレについてきてくれて本当にありがとう

この日の着こなしはダブルブレストの紺ブレを洗いざらしのミントグリーンのシャツとインディゴブルーのバギーデニムでカジュアルダウン。
[ユースケ部長]腕時計84万円/ゼニス 03-3575-5861、靴9万8000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー www.wheelieltd.jp) [ミカコ]シャツ1万3600円/シップス(シップス 有楽町店 03-5252-7748)、パンツ2万7000円/エリン(シップス 大丸東京ウィメンズ店 03-5221-8063) [伊藤]スーツ6万円[オーダー価格]/麻布テーラー(Y&Mプレスルーム 03-3401-5788)、ポロシャツ1万2000円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、美容ローラー2万8500円/リファモーションカラット(MTG 0120-467-222)、メガネは私物
待望の日がやってきた。ユースケの部署が手掛けていた新ブランドがローンチされたのだ。努力の甲斐あって、経産省との共同プロモーションも無事に始動し、各メディアでも大きく取り上げられた。
思えば目まぐるしい日々だった。子会社に出向となってすぐに新ブランドの立ち上げを引き継ぎ、女性社員たちと必死にコミュニケーションをとりながら、なんとかここまでこぎつけた。そんな思いを巡らせていると、広告代理店から連絡があり、百貨店で問い合わせが殺到している、といううれしい知らせが。
部署にアナウンスすると、部下たちがユースケの周りに集まってきた。「ありがとう! すべてみんなのおかげだ」「平山さん、やりましたね。頑張って良かったです!」。ユースケは拍手と歓声に包まれた。隣の部署からミカコも駆けつけ、涙ぐみながら肩に触れる。
この日の着こなしはダブルブレストの紺ブレを洗いざらしのミントグリーンのシャツとインディゴブルーのバギーデニムでカジュアルダウン。程良く力の抜けた初夏の着こなしには、木々の新緑のようにまぶしく清々しい、ユースケの気持ちが表れていた。
着回しアイテム

【2】「マディソンブルー」のジャケット
ワイドなラペルとダブルブレストが大人ムード満点。表素材はシャリ感のあるウールのホップサック。9万8000円/マディソンブルー 03-6434-9133
【9】「フランク&アイリーン」のシャツ
洗いによるクタッとした風合いと淡いグリーンがこなれたリラックス感を演出する定番モデル「ルーク」。3万2000円/サザビーリーグ 03-5412-1937
【13】「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム
バギーシルエットとライトオンスデニム、腰のゴムシャーリングではき心地も快適に。2万2000円/リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
「部長びんびん“着回し”物語 シーズン5」とは……
大手総合商社・亞藤忠物産の繊維部門に勤務する部長・平山ユースケ。経産省管轄の業務に携わり、人望も厚く同期の中では出世頭と目される。
そんな折、ユースケに子会社出向の辞令が下る。その出向先は亞藤忠物産が昨年買収した、業界トップクラスの女性向け化粧品メーカーだ。社員の女性比率8割の中で、男子校育ち・熱血漢はだいたい友達のユースケ、女の園でサバイブできるのか!?
※今回の全着回しアイテムの詳細はコチラ
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay1~3はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay4~6はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay7~9はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay10~12はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay13~15はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay16~18はコチラ。
「部長びんびん“着回し”物語 Season5」のDay19~21はコチラ。
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西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 高橋絵里奈=写真(静物) 武内雅英=スタイリング yoboon(coccina)、MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)=文 大関祐詞=編集 サニーサイドアップ、B&B Italia Tokyo=撮影協力


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