「新型コロナに負けるな!『ファッションの力』」とは……世界中のランナーはもちろん、ファッション好きにもファンが増加中のホカ オネオネ。
分厚いソールがトレードマークのスニーカーはすでに、日本の街角でもお馴染みの存在だ。
そんなシューズブランドも、新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカで、医療従事者に対する支援活動を本格的に始動した。
まずは4月中旬に、このパンデミックの最前線で戦う人々に対して5000足の寄付を発表。ブランドを代表するマキシマムクッションを搭載した超軽量のシューズは長時間履いても疲れないことに定評があるが、その性能は医療現場でも間違いなく重宝されるはずだ。
「シューズを寄付することで、医療に従事している方々へ支援と安心を提供できることを願っています」。
そうコメントしたのは、ホカ オネオネを運営するデッカーズブランズのパフォーマンス ライフスタイルグループ社長、ウェンディ・ヤン氏。
すでに、ニューヨークとニュージャージーの深刻な状況にある病院には、400足以上の寄付を完了させている。
さらに、デッカーズブランズは本拠地があるカリフォルニア州サンタバーバラのコミュニティを支援するために「Santa Barbara Better Together Fund」を設立。同ファンドを通して、女性オーナーや起業家を支援する組織、Women’s Economic Ventures(WEV)基金や中小企業に対する財政、および物資の支援を進めるという。
そうした支援プロジェクトに加えて、デッカーズブランズでは新型コロナウイルス感染症の救済活動に100万ドルの寄付も予定していると発表した。
快適に走れる唯一無二のシューズを開発してきた実力派ブランドが踏み出した大きな一歩。その爪先は今、世界の危機に向かっている。
[問い合わせ]デッカーズジャパンwww.hokaoneone.jp「新型コロナに負けるな!『ファッションの力』」とは……ファッションは気持ちをポジティブに変換するエネルギー。だからオーシャンズはファッションが好きなのだ。猛威を振るう新型コロナウイルスにも、ファッションは果敢に立ち向かう。自分たちの出来ることを見つけてアクションを起こすブランドやショップをリスペクト。そうした動きを少しでも多くの人に届けるために、オーシャンズは「ファッションの力」を記録する。
上に戻る 長谷川茂雄=文