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恋愛感情もゼロに……妻たちが幻滅する夫のクセ・習慣

「平気でおならをする」や「くしゃみやゲップをするときに手で押さえない」「鼻ほじり」「トランクスのまま家の中をうろつく」などは、夫が妻をもはや女性として見ていないことの表れと捉えることができます。
「親しき仲にも礼儀あり」ではないですが、いくら長年一緒に暮らしている夫婦でも、もう少し相手を異性として意識してはどうか、というのが妻たちの思いなのではないでしょうか。妻がこれらにイラっとする理由は、そこだと思います。
夫が家でこのような態度でい続けると、妻の夫への愛情はどんどん目減りしていきます。女性は何歳になっても「ちゃんと異性として意識されていること=大事に扱われていること」がわりと重要だったりします。「妻は俺に冷たい」と嘆く前に、日頃の妻への態度を見直し、日常のこういうクセや習慣を直してみてはいかがでしょう。男性は、大したことではないと思ってやっているかもしれませんが、意外と女性側は気にしています。
こういうことが積み重なっていくと、妻の夫に対する嫌悪感がエスカレートしていき、気にしても直しようがないことや、気にするほどのことでもないことまで気になりだすという段階に入ります。
上記の回答の中に「疲れたなどの理由でお風呂に入らずに布団に入る」というものがあります。また、ここに挙げた以外にも「ソファで寝てしまうのをやめてほしい」とか、「いびきがうるさい」などのコメントがありました。
これらは、冷静に考えれば、そこまで気にするほどのことではない内容だったり、言っても直しようがないことだったりします。しかし、なぜこれに妻がイラっとしているとかというと、おそらく、これまで直してほしいことを言っても直してくれないということが積み重なり、夫がやることなすことすべてイラっとするとか、反射的に気持ち悪いと感じてしまう、という段階に入ってきているためなのではないでしょうか。
私の周りのママ友からも、たまに「夫のやることなすこと、すべてにイラっとするよねー」みたいな声を聞きます。
夫側からも、妻の直してほしいクセや習慣はたくさんあると思いますので、やはりお互いに嫌なことはきちんと伝えて、直す努力をすることが大事かもしれません。面倒でもそういったコミュニケーションを続けていけば、良好な夫婦関係を保てるのではないでしょうか。
連載「モンスター夫が許せない」一覧へ
「モンスター夫が許せない」
夫が、特に深い意味はなく気軽に発した言葉や行動が、実は妻にとってはカチンとくることがある。それにより、知らず知らずのうちに夫婦の溝が深くなってしまっているかも。妻たちが「これは許せない」と感じるツボがどこにあるのか、子育て中の女性200人にアンケートを実施し、結果を見ながら、現役ママである筆者の解説を交えて紹介する。上に戻る
相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と小2の娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。
石井あかね=イラスト
ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人


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