「糖質オフ男」とは……リモートワーク続きで気になっていた腹まわりも、パーソナルトレーナー、澤木一貴さんによるリモートエクササイズ指導のおかげで何となく元通りになってきた糖質オフ男。
とはいえ、「STAY HOME」による圧倒的な運動不足は解消できず、健康に対する不安を抱えて悶々とする日々を過ごしていた。
【アドバイザー】澤木一貴さん(パーソナルトレーナー)パーソナルトレーナー。
SAWAKI GYM代表取締役。1971年生まれ。大手フィットネスクラブトレーナー、整形外科病院でのスポーツトレーナー課主任などを歴任。現在は新宿区早稲田にパーソナルトレーニングスタジオをかまえ、指導にあたるかたわら、メディアや講演会を通じてさまざまな健康情報を発信している。
マスクで走るのがキツすぎて……
オフ男:前回の「寝たまま深呼吸」、ハマってます! でも、食べる量のコントロールがいつもより難しく感じますね。澤木:ストレスを感じると人は生命の危機を感じて、生命維持のために「食べろ」と脳が指令を出すように、いわばプログラミングされているんです。だからおこもり状態の今、知らぬ間にいつも以上の量を食べてしまっている人は多いと思いますよ。
オフ男:ということは、やはりカロリーを消費できる運動をしないと、太る一方ってことですね?澤木:でしょうね。ウォーキングやランニングのような有酸素運動を取り入れていかないと、カロリーの収支バランスが崩れちゃいますかね。基本「カロリーはとったら使え」なんで。
オフ男:やはり……。澤木:今ノーマスクなランナーがバッシングされていますよねえ。確かに走ると通常よりすごい量の飛沫が鼻や喉から放出されるらしいんです。だからノーマスクランナーとすれ違ったり追い越されたりするのは嫌ですよね。やはり人がいる場所で走るならマスクをするべきでしょう。
オフ男:あ、僕は無理です。ただでさえ苦しいのに。澤木:しかし、「だったら家でじっとしていなさい!」というのも酷ですし、カロリーは適度に消費してほしいので、家で行える“ながら有酸素トレーニング”をご紹介するとしましょう。
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