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寝ながら深呼吸は究極のゆる筋トレ

澤木:今回のトレーニングのポイントは、お腹の動きと呼吸を連動させるように意識を集中することです。「吸うときはお腹を膨らませる」「吐くときはへこませる」。これが大事。
【ゆっくり息を吐き、腹をへこます】
糖質オフ男
仰向けになり、両手をお腹の上に添える。6秒かけて息をゆっくり吐いていく。息を吐きながら、お腹を限界までへこませる。
【息を深く吸い、腹を膨らませる】
糖質オフ男
次に息を3秒かけて深く吸う。腹を限界まで膨らませること。これを5セットくらい行う。
オフ男:簡単そうで意外と難しい……。
澤木:コツは息を吐く時間を吸う時間の約2倍にすることです。呼吸は吸うほうが大切と思われがちですが、実は吐くほうが大切。息を吐ききらないと新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込むことができないからです。
オフ男:ちなみに、これはどこに効くんですか?
澤木:過去に何度か登場していますが、呼吸筋です。今回のはとくに横隔膜に効きます。呼吸筋の中で、肺を膨らませる上でもっとも重要な役割を果たす筋肉です。ここを鍛えることで正しい姿勢が維持できるほか、基礎代謝も高められます。痩せやすい体づくりには欠かせない筋肉のひとつでしょうね。
オフ男:ああ、なんか心がゆったりとした感じ。リラックスしてきました。
澤木:それこそうまく呼吸ができている証拠です。呼吸が深くなると自律神経が整い、リラックスできることが医学的にわかっています。慣れてきたら、呼吸だけに意識を集中してみましょう。さらにリラックスできますよ。ということで、おこもり生活でストレスがたまっている人にもおすすめ!
オフ男:筋トレにもなってリラックスもできる。これは良いですね。
澤木:1日何回行ってもいいです。外出できずにイライラしたり、口さみしくなって何かを食べたくなったときにやってみるといいかもしれませんね。
オフ男:これでおこもり生活のツラさもやわらぎそうです!
「糖質オフ男」
カラダの曲がり角といわれる「37.5歳」、もう若い頃のような食生活ではいられない。格好良くいたいのであれば、生活に「糖質オフ」を取り入れることが肝心だ。そんな中、一風変わった”糖質制限生活”を送る男がいた。その名も、糖質オフ男。ストイックなダイエットでも筋トレでもなく、独自の糖質制限法でスマートにカラダをキープしていく、アラフォービジネスマン・糖質オフ男の哲学を紹介していこう。上に戻る
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【取材協力】パーソナルトレーニング「SAWAKI GYM
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「理想のカラダに導く究極のトレーニング」を提供してくれるパーソナルトレーニングジム。専門知識をもつパーソナルトレーナーがカウンセリングを行い、個人に合ったプログラムを策定。その個別プログラムに従い、オーダーメイドのトレーニング指導、食事指導を提供。目標を達成するまで完全サポートしてくれる。
 
楠田圭子=文 波打ベロ子=イラスト 藤村のぞみ=写真


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