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より高音質な再生を追求するならモーラ クオリタスにメリットが

一方、mora qualitasならではのメリットも、いくつか見つけることができた。
特に、PCで再生する場合の大きな魅力といえるのが、一般に「排他モード」と呼ばれる、簡単にいうとPC内の音楽再生経路を占有することで高音質化を実現させる機能だろう。
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PC版アプリの「設定」-「プレイヤー」から、排他モードを選ぶことができる。
mora qualitasの再生アプリでは、「ASIO」と「WASAPI」を切り替えられるようになっており、利用者の環境や好みに応じて排他モードを選べる。
一方アマゾンミュージックHDでも排他モードが利用できるが、設定はオンオフのみ。また、排他モードに対応したのがつい最近ということもあるためか、再生環境によっては正しく機能してくれない場合もある。
ハイレゾ音源の魅力を最大限に活かすためには、排他モードの利用が必須ともいえるので、この点に関してはmora qualitasのほうが現状は有利といえるかもしれない。
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スマートフォン版ビジュアル。
スマートフォンでの再生、特にiPhoneを利用した場合でもmora qualitasに有利な点があるようだ。
残念ながら筆者がiPhoneを所持していないため、テストをすることができなかったのだが、モーラ クオリタスのiOS版アプリでは、DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)と呼ばれる周辺機器を接続することで、PCで再生する場合に匹敵する高音質再生が可能になるという(Android版では非対応)。
iPhoneにDACを接続し、移動中でもハイレゾ音源を楽しみたいというニーズは少しマニアックかもしれないが、高音質を追求したい層には大事なポイント。また、自宅でハイレゾ音源を再生する場合でも、使い慣れているiPhoneのほうがPCよりも手軽と思う人もいるだろう。
画面
スマートフォン版アプリの使い勝手は、アマゾンミュージックHDとほぼ同様(画面はAndroid版)。
 
画面
検索やライブラリでの管理も簡単に行える。
ちなみに、スマートフォンでハイレゾ音源を聴く場合に注意したいのが、データ量の問題。アルバム全体で500MBを超える場合がほとんどなので、ギガの消費が気になる場合はハイレゾ音源の再生(ストリーミング)を制限するか、Wi-Fiがつながる場所で事前にダウンロードしてから再生する必要がある。
この点に関しての使い勝手は、mora qualitasとアマゾンミュージックHDに違いはなかった。


5/5

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