テントやタープなど、何かとギアの多いアウトドアでは、荷物を運ぶだけでもひと仕事だ。そこで活躍してくれるのが、荷台にタイヤが付いたキャリーカート。だがこのキャリーカート、クルマからサイトまで運搬したあとは、帰るときまであまり出番がない。
けっこう大きいし、何か別のことに使えないかな……。そんなふとした疑問に答えてくれるのが、ロゴスから出た「Tracksleeper カートテーブル」シリーズだ。
別売りのキャリーカートにこれを乗せれば、テーブルに早変わり。カートの上のスペースを有効活用できる。三つ折りの天板とチェア2脚がセットになった「3FDカートオンテーブルチェアセット2」と、二つ折りの天板「カートテーブル 9648」が今回リリースされた。
ちなみに、どちらにも脚が付いているので、キャリーカートがなくても単体でテーブルとして使うことができる。だが、カートと合体させることで、タイヤによる高い機動性を持った、新しいテーブルになるというのが面白いところ。この“移動式”テーブルは、使い方次第でいろいろ便利そうだ。
脚部やチェアは天板を折りたたんで収納できるようになっており、かさばりにくく、持ち運びも簡単。天板は鉄道の枕木を、フレームは線路をイメージして作られたデザインは、無骨な重厚感がたっぷりで、男心をくすぐる。
チェアの生地は飛び火しても燃え広がらない難燃素材を採用するなど、ディテールも気が利いている。
細かなユーザビリティへの配慮を忘れない、いかにもロゴスらしいアイデア満載のギア。ついつい荷物をたくさん積んでしまう人こそ、あえてこいつをプラスして、その荷物を無駄なく活用してみてほしい。
[問い合わせ]
ロゴス
0120-654-219www.logos.ne.jp中山秀明=文